beacon

韓国代表、痛恨の敗戦にソン落胆… 「勝つに相応しかった」とW杯初の退場指揮官、コーチは擁護「判定が不公平」

このエントリーをはてなブックマークに追加

敗戦のショックは大きい

 韓国代表は28日、カタールW杯・グループリーグ第2戦でガーナ代表と対戦。ガーナは今大会の出場国内でFIFAランキング最下位と、勝利が求められる試合だったが、2-3で敗れた。初戦で勝ち点1を獲得したことでグループリーグ突破が見えていただけに、敗戦のショックは大きいようだ。

 試合後、『beIN Sport』レポーターのアドリアーノ・デル・モンテ氏は自身のツイッター(@adriandelmonte)に写真を投稿。ミックスゾーンに現れたMFソン・フンミンが肩を落としており、「ソンは我々のインタビューでひどく落ち込んでいた」と伝えている。

 また、試合終了直後にはアクシデントも発生した。韓国のコーナーキックが行われる前に試合終了となったことで、パウロ・ベント監督が激怒。ピッチに侵入してアンソニー・テイラー主審に強い口調で異議を唱え、レッドカードを受けてしまった。退席処分を受けた監督は過去の大会で存在したが、2019年の競技規則改正でチームスタッフもカード提示対象になって以降、監督の退場は大会初である。ベント監督の母国・ポルトガル代表との大一番は監督不在で戦うこととなった。

 フラッシュインタビューに応じたベント監督は「勝利に相応しい試合ができたと思う。引き分けですらもアンフェアだ」と振り返り、「結果には満足していないが、選手のパフォーマンスには満足している」とコメントした。

 イギリス紙『ミラー』は、試合後会見に登壇したセルジオ・コスタコーチのコメントを伝えている。同紙によると、コスタコーチは「前半の同じような状況では続行となっていた。主審が我々の機会を奪い、パウロ(・ベント監督)が反応したわけだ。監督は不適切な発言をしていないし、不公平だ。試合終了が公平性に欠けると感じた者の反応だったと思う」と語り、判定への不満を述べたようだ。

 決勝トーナメント進出へ勝利必須の韓国は、日本時間12月2日24時にポルトガルとのグループリーグ最終戦を戦う。

▶「FIFAワールドカップ」ABEMAで全64試合を無料生中継!ハイライト無料配信!
★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2022W杯カタール大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2022W杯カタール大会日程&TV放送

TOP