バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが古巣となるトッテナムへの思いを明かしている。英『ミラー』が伝えた。

　今夏、バイエルンとブンデスリーガ史上最高額となる1億ユーロ(約159億円)程度の移籍金で、下部組織から育ったトッテナムから移籍したケイン。エースを失ったトッテナムは苦戦も予想されたものの、プレミアリーグ第8節終了時点で6勝2分けの無敗で首位に立っている。

　古巣の躍進にケインは「素晴らしいことだよ」と語った。

「(アンジェ・ポステコグルー)監督は素晴らしい仕事をしているし、ファンもチームの応援をしてくれている。まだまだ先は長いけど、ファンが今の状況に興奮したり喜んだりしないわけがない。この調子が続くことを願っているよ。僕はトッテナムのファンであり、トッテナムの活躍を見たいんだ」

「バイエルンには敬意を払わなければならない。もちろん、ファンも僕がスパーズに温かい目を向けているのは知っている。そこに疑問は何もない。でも僕はバイエルンに全神経を集中させ、可能な限り成功させなければならないんだ」

「特にトッテナムがうまくいっているときは、こういう質問をされることもあるだろうね。もちろん、トッテナムができるだけうまくいくことを願っているけれど、僕の一番の関心事は、今自分がいる場所であるバイエルンのためにプレーすることなんだ」

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