beacon

“マージ―サイド・ダービー”はリバプールに軍配!! サラー2発でエバートンを撃破

このエントリーをはてなブックマークに追加

[10.21 プレミアリーグ第9節 リバプール 2-0 エバートン]

 プレミアリーグは21日、第9節を開催した。日本代表MF遠藤航が所属するリバプールはホームでエバートンと対戦。2-0で勝利した。遠藤はベンチ入りを果たすも、出番がなかった。

 3試合ぶりの勝利を目指すリバプールと、2連勝を狙うエバートンの“マージ―サイド・ダービー”。試合は立ち上がりからリバプールが主導権を握ると、エバートンはFWドミニク・カルバート・ルーウィンをターゲットにしたアグレッシブな攻撃で一進一退の展開となった。

 リバプールは前半12分に決定機を作った。相手のコーナーキックを防ぐと、そこからカウンターへ。MFドミニク・ショボスライが自陣から持ち上がり、左を並走したFWルイス・ディアスにラストパス。ペナルティエリア内からシュートを放ったが、DFアシュリー・ヤングのブロックに遭った。

 その後は互いにゴールが遠い時間帯が続く。最終ラインからパスを繋いで組み立てを図るリバプールに対してエバートンは前線からプレスに行くも奪うことができなかった。

 エバートンは前半37分、アシュリー・ヤングがルイス・ディアスの突破をスライディングで阻もうとすると、足を引っ掛けてファウルの判定。この試合2枚目のイエローカードで退場処分となった。

 試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半もリバプールがボールを繋いでペースを掴んだ。中央のショボスライとDFトレント・アレクサンダー・アーノルドを起点に攻撃を構築。前線のルイス・ディアス、FWモハメド・サラー、FWディオゴ・ジョタがゴールに迫った。

 エバートンは攻め込まれながらも、GKジョーダン・ピックフォードを中心にゴールを死守。1人少ない状況もペナルティエリア内を固めてボールを弾き出した。

 すると、リバプールは後半27分、左サイドから攻撃を仕掛けると、ルイス・ディアスが上げたクロスがエバートンDFマイケル・キーンの手に当たりハンドの判定。このシーンで獲得したペナルティキックをサラーがゴール右に沈めて先制に成功した。

 リードを手にしたリバプールはボールを動かして時間を使う。チャンス時には鋭いアタックを見せた。ダービー戦で負けられないエバートンだが、前線に枚数をかけられず攻撃が停滞。リバプールは後半アディショナルタイム7分にサラーが追加点挙げ、2-0で勝利した。

●プレミアリーグ2023-24特集
▼久保建英、三笘薫らが欧州での戦いに挑む!CL&ELはWOWOWで放送・配信!無料トライアルも実施中!

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP