インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが将来バロンドールを受賞するであろう4人の選手の名前を挙げた。英『デイリーメール』が伝えている。

　フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が主催する2023年のバロンドール授賞式が30日にパリで開催され、メッシは史上最多となる8度目の受賞を果たした。しかし、メッシは36歳を迎えており、今回の受賞が最後になるのではないかと予想されている。

　近年のサッカー界は、メッシとFWクリスティアーノ・ロナウドの“2大巨頭”がけん引してきた。08年から10年もの間、バロンドールを2人で“独占”し、「どちらが世界最高の選手なのか」という“メッシ・ロナウド論争”は長年にわたってサッカー界で議論されてきたが、ともにキャリアの終盤を迎え、次世代のスーパースターへとバトンが渡される日が迫っている。

「次にバロンドールを受賞する可能性がある選手は?」と問われたメッシは、『レキップ』に対し、「ここ数年、この賞を受賞できる選手が次々と現れてくるのを見てきた」と語り、4選手の名前を挙げた。

「今後数年間は(アーリング・)ハーランド、(キリアン・)ムバッペ、ビニシウス・ジュニオールのような選手たちによる、し烈な争いが繰り広げられる可能性がある」

「バロンドールを目指して戦う若い選手はたくさんいる。まだ非常に若いけど、バルセロナで非常に良いプレーをして、重要な選手になっているラミネ・ヤマルもそこに加われると思う。まだ、頭角を現していない選手でも、そこを目指して戦うであろう選手は間違いなくいる。そして新しい時代になるだろう」