チェコの10部リーグで、ベンチ入りメンバーを含む同一チームの16選手に同時にイエローカードが提示される珍事が発生した。英『デイリースター』が報じている。

　4日に試合を行われた試合で、 TJ Sokol Upohlavyは0-6とリードを許す苦しい展開の中、後半37分に1点を返すことに成功した。このゴールに歓喜を爆発させると、ピッチ上の11選手だけでなくベンチメンバーの5選手も上半身裸となり、喜びを分かち合ったという。

　ユニフォームを脱いでのゴールセレブレーションを行ったため、全選手がイエローカードの対象に。上半身裸となっている選手の背番号を確認できなかった主審は、その場でイエローカードを提示しなかったという。しかし、試合記録の選手の名前の横には、イエローカードを意味する黄色い四角が並べられた。

　その後、もう1点を取ったものの、2-6で敗れたクラブは試合後にFacebookを更新。「この間の試合は思い通りにいなかったけど、選手たちは世界記録を作ったかもしれない。パフォーマンスが振るわなかったとき、残るのはユーモアのセンスだ」と綴った。また、驚くべき事態を察知したサッカーサイト『433』は、インスタグラムに試合結果と16選手の名前とイエローカードをデザインした1枚の写真を掲載している。

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