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ソシエダに4名、バイエルンに6名…日本の育成年代の選手が欧州クラブの練習に参加! 森保監督「本当に素晴らしいこと」

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日本代表の森保一監督

 アディダスジャパン株式会社は8日、日本サッカー協会(JFA)とのパートナーシップのもと、育成年代の選手を対象とした「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD(ドリームロード)」を発足すると発表した。

 この施策は世界基準の選手育成を目的に、日本の育成年代の選手が欧州クラブのトレーニングに参加するプロジェクトとなる。第一弾はソシエダ(スペイン)、バイエルン(ドイツ)の2チームで実施。来年以降も順次海外クラブへの派遣を予定しているという。また、各選手の海外での様子は、JFAのYouTubeチャンネル「JFA TV」を通じて発信する予定となっている。

 日本代表の森保一監督は今回の取り組みについて「アディダスさんとのプロジェクトを経て、サッカー文化が日本に根付いていくこと、サッカーを通して選手が成長していくことを共創できればと思っています。若いうちから海外経験を積むことでサッカー面・生活面で本当に多くのことを吸収できると考えているので、本プロジェクトを通して、選手の成長の機会をいただけたことは本当に素晴らしいことだと思います」とコメントした。

 続けて「選手には新しい環境でチャレンジした経験を大切にしてもらいたいですし、今後の成長に繋げてほしいと考えています。具体的には、技術面・フィジカル面・コミュニケーション面でどのように自分らしさを出していくのか、環境に順応していくのかを自分自身で感じて、考えて、最終的に出国前より帰国後の自分が成長していてもらえると嬉しいです」と激励の言葉も送っている。

以下、参加予定選手

■ソシエダ参加予定選手(2023年11月20日~12月3日)

大島琉空(おおしま・りゅうあ)
・所属:VIVAIO船橋SC
・ポジション:DF
・2008-08-23
・176cm/62kg
・学年:中学3年
<コメント>
自分にはボールを持った時にゴールへ向かうドリブルや仲間をうまく使って前に行く特徴があります。一方で、パスの質に課題を感じています。レアル・ソシエダは選手たちのパス等、技術の質が高いので、そこを出来るだけ吸収し、早く周りの質に追いつき、追い越せるようにしたいです。課題を克服することで、今ある特徴が更に活かせると確信しています。今回のプログラムでも出来るだけ早く、環境やピッチに適応して自分の特徴を活かせるようにしたいです。

安西来起(あんざい・らいき)
・所属:さぬき市立さぬき南中
・ポジション:FW
・2009-03-15
・176cm/68kg
・学年:中学3年
<コメント>
今回、レアル・ソシエダというとても有名なクラブに短期留学するにあたって、様々なトレーニングやゲームを通して自分自身の長所を伸ばした、短所を長所に変えていけるような成長をし、現地の言語を理解してクラブの選手やスタッフの方々とたくさんコミュニケーションを取りたいです。そして、現地の日本とは異なる現地の文化を知り、理解していくことができたらいいと思います。この2週間で色々なことを経験できるように自らチャレンジして、終わった時にはまた一つ成長できるようにしたいです。このような活動に参加させてもらった感謝の気持ちを持ち、また自分が将来海外プレーする時にいいイメージをできるように頑張っていきたいです。

神代慶人(くましろ・けいと)
・所属:ロアッソ熊本U-18
・ポジション:FW
・2007-10-25
・177cm/69kg
・学年:高校1年
<コメント>
まず、今回のプログラムに参加させてもらえることをとても嬉しく光栄に思います。現地でのトレーニングやゲームでは積極的にプレーし、自分の武器であるシュートやトップでボールを収めることが通用するのかを試したいです。長所を最大限に発揮して成長に繋げます。言葉の壁がありますが、自分からコミュニケーションを取り、海外でプレーするイメージを持てるように頑張りたいと思います。

小浦拓実(こうら・たくみ)
・所属:アビスパ福岡U-18
・ポジション:DF
・2007-05-09
・173cm/67kg
・学年:高校1年
<コメント>
今回このような自分の成長に繋げられる場を作ってくださった関係者の皆様に感謝しながら海外の選手とプレーし、日本では味わえないようなものを自分に吸収して、これからのサッカー人生に活かせるように、積極的にチャレンジ精神を持ってプレーしたいと思います。

■バイエルン参加予定選手(11月26日~12月10日)

前田勘太朗(まえだ・かんたろう)
・所属:横浜FCユース
・ポジション:FW
・2007-07-10
・175cm/60kg
・学年:高校1年
<コメント>
今回の活動で自分の通用する所、しない所がはっきりとわかると思うので、より多くその気づきが出来るように
一日一日の練習や試合を自分の成長に繋がる有意義な時間にできるようにしたいです。また、短い期間ですがサッカーや普段のコミュニケーションで誰よりもインパクトのある選手になります!

酒井舜哉(さかい・しゅんや)
・所属:大宮アルディージャU18
・ポジション:DF
・2007-05-28
・187cm/75kg
・学年:高校1年
<コメント>
対人での守備やコーチング、競り合いの強さなど守備面が自らの武器です。ただ、今回は海外でのプレーとなるので、現地の選手に対しどこまでコーチングができるかというのもこのプログラムならではの課題です。参加するまでに単語や短いフレーズを学んで、伝えるようにします。私は国内のライバルと比較しても足元の技術に課題を感じています。今回のプログラムで少しでも課題を克服し、自信を付けたいです。海外クラブに練習参加はなかなか経験できることではないので、練習していく中で課題と収穫を見つけ、より多くを持って帰りたいです。

森壮一朗(もり・そういちろう)
・所属:名古屋グランパスU-18
・ポジション:DF
・2007-06-29
・180cm/68kg
・学年:高校1年
<コメント>
まずこのプログラムに選ばれたことを嬉しく思います。このプログラムを自分の日常を変えるきっかけにできるよう、より多くのことを吸収したいと考えています。そのためにピッチ内外で自分を出し、積極的にバイエルンの選手の輪に入っていき、多くの人とコミュニケーションを取りたいです。サッカーでは自分の通用するところと課題を明確にするために、主体的にトレーニングやゲームに励みたいと思っています。そして約2週間という短い期間を自分の中でとても濃いものにし、成長した姿で帰ってきたいと思います。

神田泰斗(かんだ・たいと)
・所属:大宮アルディージャU15
・ポジション:MF
・2008-05-07
・175cm/58kg
・学年:中学3年
<コメント>
世界最高峰の環境でプレーすること、そして異国の地で生活すること、これを大きなチャンスと捉え自分自身を成長させたいです。国内では通用するプレーが現地でどれだけ通用するのか、どんな課題が出てもポジティブに捉え、この貴重な経験を楽しみます。

吉野啓太(よしの・けいた)
・所属:クマガヤSC
・ポジション:MF
・2008-06-06
・172cm/53kg
・学年:中学3年
<コメント>
このようなプログラムに参加できることをとても嬉しく思います。海外の選手と一緒にプレーすることは初めてなので、まずはどのように意思の疎通をすれば良いのかを考えながらプレーしようと思います。自分の1番の武器であるドリブルが世界のトップクラスでどこまで通用するのか積極的にチャレンジし、今の自分に足りない点や弱点は何なのか感じ取り、克服できるよう今後に活かしていきたいと思います。

渡部友翔(わたべ・ゆうと)
・所属:ソレッソ熊本
・ポジション:DF
・2008-05-09
・173cm/56kg
・学年:中学3年
<コメント>
今回は貴重な機会をいただき、ありがとうございます。海外で、自分がどのくらい通用するのか実感できることに感謝し、世界トップレベルの選手を見て学び、今持っている力を出し切り、成長して帰って来たいと思います。そして、チームに良い刺激を与えられるように頑張ります。
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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