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リバプールは痛恨のEL全勝ストップ&初黒星…クロップ監督「決定的なバトルは相手が制した。だから負けて当然」

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ユルゲン・クロップ監督

[11.9 ELグループリーグ第4節 トゥールーズ 3-2 リバプール]

 リバプールはUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第4節で今大会初黒星。ここまで全勝していたが、痛恨の敗戦となった。ユルゲン・クロップ監督は試合後に会見に臨んだが、その会場がスタジアム外のテントだったこともあり、激怒していた。英『ミラー』が伝えた。

 前半36分に先制を許したリバプールは前半を0-1で折り返す。後半13分に2失点目を喫した。同29分にオウンゴールで1点を返したが、31分にはダメ押しの3失点目で1-3。試合終了間際にFWFWディオゴ・ジョタがゴールを決めて1点差に縮めるも時間は足らず。グループ首位通過への勢いを失った。

 試合後の会見は、スタジアム外のメディア・テントで行われた。この欧州サッカー連盟(UEFA)の決定に、クロップ監督は激怒。記者からの質問や通訳の声も聞き取れず、指揮官はテントを叩いた。リバプール関係者に顔を向け、「ここで記者会見をやるなんて誰が考えたんだろう。驚きだ」と語っていた。

 この騒動でもクロップ監督は会見を続けた。試合終了直前に起きたDFジャレル・クアンサーのゴールがMFアレクシス・マック・アリスターのハンドで認められなかったシーンにも言及。「ビデオを見たがハンドではないと思う。ボールはまず胸に当たっているし、ゴールが決まるかなり前のことだ」と指摘した。

 しかし指揮官は「それについて話すこともできるが、それよりも私たちのレベルを心配している」とさらなる課題を挙げる。「もっとアグレッシブにならないといけない。決定的なチャレンジやバトルはすべて相手が制したのだから、負けて当然だ。守備が十分でなかったために3失点し、さらに認められなかったものが2点分あった」。試合内容、結果ともに不十分だった点に不満を露わにしていた。
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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