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トゥールーズが前回5失点大敗を喫したリバプールにリベンジ! 打ち合いを制してEL2勝目

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[11.9 ELグループリーグ第4節 トゥールーズ 3-2 リバプール]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は9日、各地でグループリーグ第4節を開催した。トゥールーズ(フランス)はホームでリバプール(イングランド)と対戦し、3-2で勝利。日本代表MF遠藤航は先発出場するも、ハーフタイムで交代となった。

 ここまで3試合を消化し、勝ち点4で3位につけているトゥールーズと全勝で首位に立つリバプールの一戦。前回は10月26日の第3節でぶつかり、ホームのリバプールが5-1の大勝を収めた。

 トゥールーズの本拠地で行われた第2戦目は開始早々、リバプールがペースを掴んだ。最終ラインからパスで組み立てを図り、中盤を経由して前線へ。FWルイス・ディアス、FWコーディ・ガクポ、FWベン・ドークを目指した。

 リバプールはボールを握りつつも、決定的なシーンを作ることができない。すると、トゥールーズがボール奪取から鋭いカウンターを仕掛ける。2トップのFWタイス・ダリンガとFWニクラス・シュミットが攻撃を牽引した。前半28分には、ダリンガのポストプレーと右サイドに流れたシュミットでチャンスを作ったが、ゴール前に飛び込んだMFガブリエル・スアソのシュートは枠を逸れた。

 リバプールは前半31分、左サイドのDFコスタス・ツィミカスからゴール前にクロスボールが入ると、混戦状態からドークがシュート。しかし、こちらはGKギヨーム・レステの正面に行き、弾き出された。

 トゥールーズは素早いプレスとゴール前の堅い守備で徐々に主導権を握り返すと、先にスコアを動かしたのは、そのホームチームだった。前半36分、右サイドでMFアーロン・ドヌムが相手のボールを奪ってそのままゴール方向へ。ペナルティエリア内に侵入し、左足でニアサイドに決めた。

 試合はトゥールーズの1点ビハインドで前半を折り返すと、反撃に出たいリバプールはハーフタイムに3枚替え。遠藤、ツィミカス、ドークを下げてMFトレント・アレクサンダー・アーノルド、MFドミニク・ショボスライ、FWモハメド・サラーを投入した。

 後半の立ち上がりはトゥールーズが主導権を握った。同5分には、ダリンガが相手のDFライン上でパスを受けて、抜け出しからゴールネットを揺らしたが、こちらは球際でファウルがあったとしてノーゴールの判定。それでも同13分、右サイドからの浮き球をボックス内でうまく収めると、反転から右足でゴール左に流し込んだ。

 トゥールーズは後半21分にドヌムが味方のパスをゴールネットに突き刺したが、こちらはオフサイドの判定。するとリバプールは同28分、DFジョー・ゴメスがペナルティエリア内左から頭で折り返したボールが相手の肩に当たってオウンゴールを誘発した。

 1点差に詰め寄られたトゥールーズだが、すぐさまリードを広げる。後半31分、右サイドから攻撃を仕掛けると、ドヌムがゴール前へクロス。DFガブリエル・スアソがボレーで折り返したボールはGKクィービーン・ケレハーに触られたが、ファーサイドに流れたところをFWフランク・マグリが詰めて追加点を挙げた。

 リバプールは後半44分にFWディオゴ・ジョタが点差を縮めるゴールを決めると、同アディショナルタイム7分にDFジャレル クアンサーがゴールネットを揺らす。しかし、こちらはその前のシーンでMFアレクシス・マック・アリスターにハンドがあったとして認められなかった。

 トゥールーズが3-2で逃げ切り、勝ち点3を奪取している。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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