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負傷者続出の緊急事態も…三笘フル出場のブライトン、敵地でアヤックスに勝利でEL2連勝

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ブライトンMF三笘薫

[11.9 欧州ELグループB第4節 アヤックス 0-2 ブライトン]

 UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)は9日にグループリーグ第4節を行った。グループBでは、日本代表MF三笘薫が所属するブライトン(イングランド)がアヤックス(オランダ)のホームに乗り込み、2-0の完封勝利を収めた。第5節は30日に開催され、ブライトンはAEKアテネ、アヤックスはマルセイユと対戦する。

 ブライトンは直近の4日プレミアリーグ第11節エバートン戦(△1-1)から先発3人を変更。2列目には右からFWシモン・アディングラ、FWアンス・ファティ、三笘が並び、三笘の後方の左サイドバックの位置にはMFジェームズ・ミルナーが入った。一方、リーグ戦で不振に喘ぐアヤックスは10月30日にヨン・ファント・シップ氏が暫定監督に就任したことを発表している。

 試合開始早々の前半8分にブライトンをアクシデントが襲い、負傷したミルナーがプレー続行不可能と判断され、MFビリー・ギルモアとの交代を余儀なくされた。ギルモアが中盤に入り、MFパスカル・グロスが左サイドバックにポジションを移した。

 すると、前半15分にブライトンが試合を動かす。アヤックスMFシルバーノ・フォスのパスミスをアディングラが奪い、中央のファティへ。ボールを受けたファティはPA内まで持ち込むと、冷静に右足のシュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。

 1-0のまま後半を迎えると、ブライトンは前半途中に足を痛めた素振りを見せていたDFルイス・ダンクに代えてDFイゴールがピッチへと送り込まれた。すると8分にブライトンが追加点。センターサークル内からドリブルで運んだファティが相手の注意をひきつけると、スルーパスをPA内で受けたアディングラが右足のシュートでゴールを陥れてリードを2点差に広げた。

 20分にはファティとMFマフムード・ダフードに代え、FWエバン・ファーガソンと負傷から復帰したDFペルビス・エストゥピニャンを投入。23分には三笘に好機が訪れる。FWジョアン・ペドロが自陣から送ったパスで抜け出すと、PA内に進入してフィニッシュまで持ち込んだが、左足から放ったシュートは枠を捉え切れなかった。

 32分にはブライトンを再びアクシデントが襲い、復帰したばかりのエストゥピニャンが負傷。MFカルロス・バレバと交代となり、わずか12分間でピッチを後にした。

 その後、ブライトンに追加点こそ生まれなかったものの、アヤックスの反撃を許さずに逃げ切って2-0の完封勝利を収めた。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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