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ダービーに敗れてライバル優勝…屈辱のホームチームが照明を完全消灯、歓喜の瞬間を妨害

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スタジアムが真っ暗に(写真はイメージ)

 ペルー1部リーグの年間王者を決める一戦が8日に行われ、ウニベルシタリオが2-0でアリアンサ・リマで勝利し、2戦合計3-1で優勝を果たした。試合終了直後には敗れたホームのアリアンサ・リマが歓喜の瞬間を妨害して話題になっている。

 両クラブはペルー屈指のライバル関係にあり、大きな注目を集める一戦だった。第2戦はアリアンサ・リマのホーム戦となるも、ウニベルシタリオが敵地で優勝を飾ることに。本拠地でのダービーマッチで敗れ、目の前で優勝されることの悔しさがどれほどのものかは想像に難くない。しかし、アリアンサ・リマは思わぬ方法で屈辱の瞬間を妨害しようとした。

 試合終了の笛が鳴ると、ウニベルシタリオの選手たちは一斉にピッチへ雪崩れ込んで優勝の喜びを分かち合おうとした。すると、広告板を除く会場全体の照明が一気に消灯される。アリアンサ・リマが意図的に停電状態にしたことでスタジアムは暗闇に包まれ、歓喜の様子は全く見えない状況になった。

 ウニベルシタリオはこの一件に対し、「遺憾に思う」と声明を発表している。クラブは停電中にアリアンサ・リマのスタッフが選手へ暴力的の行動を試みていたことも報告し、「スポーツは誠実さを危険に晒すような恥ずべきもので汚されるべきではない」と主張した。ただウニベルシタリオは、公式オンラインショップでLED電球を販売し、ユーモア溢れる対応もしている。

ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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