バルセロナに期限付き移籍しているFWジョアン・フェリックスと、所属元アトレティコ・マドリーのサポーターとの間の緊張が高まっているようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

　J・フェリックスは3日にホームで行われたラ・リーガ第15節アトレティコ戦で決勝ゴールを挙げ、1-0の勝利に貢献。得点後、キスをするような仕草を見せ、それがアトレティコファンに向けたものではないかと物議を醸した。

　これを受けてアトレティコのサポーター連合は5日、X(旧ツイッター/@unionatm)で声明を発表。問題となったシーンの画像とともに「もしあなたが不快感を与えたかったのなら、それは成功していない」とし、「別れの挨拶なら、おさらばだ。あなたはウーゴ・サンチェスやクルトワ、さらに何人かの裏切り者たちから選ばれたグループに加わることになる。そして、もうこれ以上できないという理由なら、もう十分だ」と突き放した。

　試合前には、自分だけでなくアトレティコ選手たちもバルセロナのような攻撃的スタイルを好むといった旨の発言をし、波紋を呼んでいたJ・フェリックス。同紙によると、アトレティコファンとして知られるマドリード市長のマルティネス・アルメイダ氏も今回のジェスチャーに腹を立てており、「我々が彼を引き留め、我々全員の期待通りにアトレティコ・マドリーで活躍させるか、あるいは彼が我々に多額のお金を残してくれるかのどちらかだ」と述べた。

Si has querido ofender, no lo has hecho. No ofende quién quiere, sino quién puede.
Si era de despedida, que te vaya bonito. Te unirás a ése selecto grupito de traidores que forman Hugo Sánchez, Courtois y alguno más.
Y si es porque no das para más, pues bastante tienes ya. pic.twitter.com/5S3gtbfNfY

— Unión Internacional de Peñas Atlético de Madrid (@unionatm) December 4, 2023

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