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伊東純也がクロスで今季4アシスト目!! スタッド・ランスは“欧州5大リーグ最強守備陣”から得点も敗戦

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FW伊東純也はクロスバー直撃の惜しいシュートと4アシスト目

[12.10 リーグアン第15節 ニース 2-1 スタッド・ランス]

 リーグアンは10日に第15節を開催した。FW伊東純也とFW中村敬斗を擁する5位のスタッド・ランスは、敵地で2位のニースに1-2で敗戦。伊東はフル出場してアシストを記録し、中村は後半23分からピッチに立った。

 ニースはここまで5失点に抑えていて、今季の欧州5大リーグ全クラブで最も堅い守備を誇る。そのニースと対戦するスタッド・ランスは、ウォーミングアップ時に先発出場の予定だったDFマクシム・ブシが負傷してDFトマ・フォケが急遽先発入りするアクシデントに見舞われた。

 試合はニースがペースを握るなかで迎えた前半31分、スタッド・ランスは伊東がトラップで相手を置き去りにしてカウンター。パス交換から最後は伊東がシュートを放つも、最初のチャンスは相手選手のブロックに遭った。直後のFKではサインプレーを仕掛けてDFユニス・アブデルハミドに絶好のチャンスが訪れたが、タイミングがズレて上手くミートすることはできなかった。

 スコアレスで後半に突入すると10分、ニースのFWガエタン・ラボルドが中盤でクリアボールを拾って前進する。そのまま左足を振り抜くと、ボールはクロスバーを叩きながらゴールネットに吸い込まれた。スタッド・ランスは前半と比べてゴールに迫る時間も多かったが、最強堅守のホームチームを追いかける状況になる。

 スタッド・ランスは後半22分、決定機を迎える。高い位置でボールを奪うと、MFテディ・テウマからのパスを受けた伊東がペナルティーエリア内からダイレクトシュート。しかし無情にもクロスバーに直撃してゴールならず。伊東はピッチに倒れ込んで悔しさを表した。直後の同23分、ウィリアム・スティル監督は最初の交代カードとして中村を選択し、同点を目指した。

 すると後半33分、伊東の右足が待望の同点ゴールを演出した。伊東が右サイドからクロスを供給すると、曲線を描きながらふわりとしたボールにアブデルハミドが飛び込んでヘディングシュートでゴールを決めた。伊東は2試合ぶりとなる今季4アシスト目となった。

 しかし、同点直後の後半37分にFWジェレミー・ボガが放ったシュートをスタッド・ランスのGKイェバン・ディウフがキャッチできず、ボールはゴールへ。あっという間にニースが勝ち越した。試合はそのまま終了。スタッド・ランスは2試合ぶりの敗戦で今季6敗目となった。



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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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