[12.20 リーグアン第17節 スタッド・ランス 1-0 ル・アーブル]

　スタッド・ランスは現地時間20日、年内最後の公式戦としてリーグアン第17節・ル・アーブル戦に臨み、1-0で勝利した。日本代表のFW伊東純也とFW中村敬斗はともにフル出場。中村はゴールを決めている。

　試合は前半5分、中村が左斜め45度からシュートを放つと、同7分にはCKを伊東がボレーで合わせて幕を開ける。ともに枠外だったが、その後のスタッド・ランスは日本代表コンビのパスからシュートを打つ展開が続く。前半15分には伊東が中央でボールを受けてミドルシュート。GKに防がれるもCKを獲得した。このCKを伊東が蹴るとDFエマニュエル・アグバドゥが高い打点で合わせたが、わずかに枠の左に外れた。

　劣勢に立つル・アーブルは前半19分、MFラスール・エンディアイェがMFアゾル・マツシワの脛に足裏でタックルして一発退場となった。すると同25分、スタッド・ランスはDFトマ・フォケが右サイドから低弾道のクロスを送ると、中村がPA内中央から右足ボレーで合わせて先制した。中村は11試合ぶりのゴールで今季2点目を記録している。

　後半もスタッド・ランスがペースを握る。後半9分にはFWモハメド・ダラミーが得点したかに思われたが、オフサイドだった。同36分には中村が再び左斜め45度からシュートして同41分には伊東が右からシュートを放ったが、いずれも枠の上に外れた。

　終盤はル・アーブルもゴールに迫ったが、そのままタイムアップ。スタッド・ランスが連敗を2で止めて2023年を締めくくった。伊東と中村は日本代表として元日に国際親善試合を行う。

---

●海外組ガイド
●フランス・リーグアン2023-24特集