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日本を苦しめたベトナム代表トルシエ監督「チームが示した内容には非常に満足している」

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 アジアカップの初戦で日本代表に2-4で敗れたベトナム代表だが、フィリップ・トルシエ監督は「0-2で負けるより、2-4で負けた方が、ベトナムにとっては有益だった」と振り返った。

 立ち上がり11分に日本が先制する試合になったが、ベトナムが16分、33分の連続ゴールで逆転。その後は日本が再逆転して得点を重ねたが、ベトナムの健闘に海外メディアからも称賛の声が上がっている。

 一端を担ったのは“トルシエマジック”もあるだろう。かつて日本を指揮した68歳指揮官の手腕について、現地ベトナムメディアも高い評価をしている。

 トルシエ監督自身もこの日のゲームには手ごたえを感じている様子。『vnexpress.net』によると、トルシエ監督は最初の数分間であった混乱を選手たち自身が規律や戦術を遵守したことで立て直し、一時逆転するまで持ち込んだことで、「一言で言えば、今日チームが示した内容には非常に満足している」と話したと伝えた。

 特に攻撃面について、「2ゴールを決めたが、PKによる得点ではなかった」と評価すると、「0-2で負けるよりも、2-4で負けた方がベトナムにとっては有益だった。つまり我々は(決勝トーナメントに進む)3位で最高の成績を収めるだけでなく、2位を目指せると思います」と今後の戦いへ向けた手ごたえも話した。

●AFCアジアカップ2023特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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