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R・マドリーに逆転負けのアルメリア、選手らがレフェリングに憤慨「あらゆる限界を超えている」

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 前半を2-0で折り返したゲームを逆転負けで落としたアルメリアの選手たちが試合後、審判への不満を爆発させた。

 アルメリアは21日のラ・リーガ第21節でレアル・マドリーと対戦。前半を2点リードで折り返したが、後半の3失点で逆転負けを喫した。

 1点リードで迎えた後半16分にはカウンターから3点目を奪ったかに思えたが、VARの介入によってゴールが取り消し。チームは後半アディショナルタイム9分の失点で敗れる結果に終わった。

 アルメリアのガイスカ・ガリターノ監督は、試合終了間際に退場を命じられる事態になった。『マルカ』によると、指揮官は「何も言うことはない。私は抗議しまくったから、退場になったのは当然だ」とするも、「試合を見ただろうし、何が起こったかも見ただろう。私の意見?私の意見なんてどうでもいい。私は何も言っていないけど、論理的に考えて、たくさん抗議したのは事実だ」と怒りを押し殺すようにして話したという。

 さらにDFマルク・プビルも『DAZN』に対して、怒りをぶちまけている。「彼らが我々から試合を奪ったことは明らかだ」と審判団に矛先を向けると、「今日はあらゆる限界を超えている。ラインズマンは僕らを脅してきたし、しかも彼らは自分たちがよくやったと思っているのだろう。とてもつらいことだが、ラ・リーガ(のレベル)はプレミアリーグから何光年も離れている」と捲し立てた。

 またDFエドガル・ゴンサレスも相手がレアル・マドリーで、僕らがアルメリアだということは理解している。だけどこれは誰にとっても公平であるべき試合であり、時にはそのように見ることが難しいこともある」と苦言を呈すと、「大きな無力感を感じているよ。判定はすべて彼らに有利なものになった。審判のせいで最下位になったわけではないが、こういう試合でこのようなことが起こるのはつらいことだ」と肩を落とした。

 金星を逃したアルメリアは、6分15敗と今季の未勝利がさらに伸びた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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