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イラク代表FW“芝生を食べる”ゴールパフォーマンス後の退場劇…AFCが見解を発表

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レッドカードを出されたFWアイメン・フセイン

 アジアサッカー連盟(AFC)は1日、1月29日のイラク代表対ヨルダン代表戦で起きたイラク代表FWアイメン・フセインの退場についての見解を発表した。

 ヨルダンに先制されたイラクだが、後半23分に追いつくと、同31分にはフセインが逆転ゴールを挙げた。フセインはゴール裏で仲間と喜びを共有し、その後にピッチに座り込んで左手で芝をつまむように食事をする仕草のゴールパフォーマンスを実施した。

 この振る舞いを見たアリレザ・ファガニ主審は、フセインに対してイエローカードを出した。すでに前半アディショナルタイムに一度警告を受けていたフセインは2度目の警告で退場処分。数的不利となったイラクは2-3で敗れてしまった。

 AFCはファガニ主審の判定について見解を発表。前半アディショナルタイム3分過ぎの一度目の警告は「言動による異議」、後半32分の二度目の警告は「試合の再開に対する過度な遅延」だという。「二枚目のイエローカードを出した判定は、競技規則12に基づくもので、主審は試合再開を過度に遅らせた選手に警告しなければならない」と説明した。

 ファガニ主審はフセインがゴールを決めた後、3度にわたり注意したという。その最後に2枚目のイエローカードを出したようだ。AFCは「2度目の警告は、競技規則に沿った主審の正しい判断である」と強調。「AFCはファン、メディア、関係者に対して、マッチオフィシャルが下した判定を尊重するように強く促します」と伝えた。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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