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がん診断から約1年半...コートジボワール代表FWがアフリカ制覇導く逆転V弾

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苦難を乗り越えたFWセバスティアン・ハラー

 精巣がんと診断されてから約1年半後、コートジボワール代表のFWセバスティアン・ハラーがアフリカネーションズカップ決勝で優勝を導くゴールを決めた。

 ハラーは2022年7月6日にアヤックスからドルトムントへ移籍することが決定。しかし同18日に腫瘍が見つかって離脱することが決まり、のちに精巣がんと診断された。半年間の治療を行い、23年1月に戦列復帰。翌月には移籍後初ゴールを記録し、選手キャリアのリスタートを切る。

 迎えた今月11日のアフリカネーションズ杯決勝・ナイジェリア戦でハラーは先発出場。前半に先制を許すも後半17分に追いつくと、同36分にハラーがクロスボールをつま先で合わせて逆転に成功した。試合はそのまま終わり、コートジボワールが4大会ぶり3度目の優勝を飾った。

 コートジボワールは開催国ながら大苦戦した。グループリーグを3位で終えると、3位の6チーム中上位4チームが決勝トーナメントに進出できるレギュレーションのなか4番目に入ってギリギリでGLを突破。その後も接戦が続いたが、アフリカ王者の座を獲得した。

 試合後、ハラーは元コートジボワール代表のバジル・ボリ氏からヒーローインタビューを受けた。すると闘病生活や今大会の激戦を振り返るなかで思わず号泣。ボリ氏の肩に顔を埋めながら「この瞬間を何度も夢見てきた」と喜びを伝え、スタジアムを埋めたサポーターやチームメイトへの感謝を示した。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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