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3か国開催の26年北中米W杯、各グループを3地域に分けて長距離移動回避へ

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北中米ワールドカップの大会スケジュールが決定

 国際サッカー連盟(FIFA)は4日に2026年北中米ワールドカップの大会スケジュールを発表後、現時点での決定事項に関する補足説明を公式サイトで行った。

 アメリカ、メキシコ、カナダの3か国で行われるW杯は史上最多となる48チームが参加し、26年6月11日に開幕すると7月19日まで史上最長となる39日間にわたって開催される。選手の疲労面が心配されるがグループリーグが中5~6日ほどと長くなっているほか、決勝トーナメント以降も準決勝2日目の敗戦チームが臨む3位決定戦の中2日を除いた全試合は中3日以上の間隔を空けることが決まった。

 3か国開催に伴って移動面も心配されるが、FIFAは「選手とファンの移動が最小限になるように慎重に組まれている」と説明。「特にGLを通じて選手とファンの移動時間が短縮される」と伝え、原則全12グループを3地域に分散させて地域間の移動を避けるような日程となった。各都市の組合せは以下のようになっている。

▽西地域
バンクーバー(カナダ)
シアトル(アメリカ)
サンフランシスコ・ベイエリア(アメリカ)
ロサンゼルス(アメリカ)

▽中央地域
グアダラハラ(メキシコ)
メキシコシティ(メキシコ)
モンテレイ(メキシコ)
ヒューストン(アメリカ)
ダラス(アメリカ)
カンザスシティ(アメリカ)

▽東地域
アトランタ(アメリカ)
マイアミ(アメリカ)
トロント(カナダ)
ボストン(アメリカ)
フィラデルフィア(アメリカ)

 FIFAは昨年3月に選手の拘束期間を26年5月24日からに設定したことを発表しており、決勝に進出した場合でも従来と同じ56日間となっている。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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