マンチェスター・ユナイテッドがプレミアリーグ3連勝を飾り、UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得争いに生き残った。

　11日に開催されたプレミアリーグ第24節で相まみえたのは、勝ち点46で4位につけるアストン・ビラ。勝ち点38で6位のマンチェスター・Uにとって、欧州CL出場権獲得のために絶対に負けられない相手だった。

　前半17分にFWラスムス・ホイルンドの得点で先制しながらも、後半22分にDFドウグラス・ルイスに決められて試合を振り出しの戻されてしまう。しかし、終盤の41分、右サイドからDFディオゴ・ダロトが送ったクロスをMFスコット・マクトミネイがヘディングで叩き込み、2-1の勝利を収めた。

　敗れればアストン・ビラとの勝ち点差が11まで開いていたが、勝ち点3を積み上げたことで、その差は5に。そして、4位に順位を上げたトッテナムとの勝ち点差は6になった。チームを率いるエリック・テン・ハフ監督は「とても大きな勝利だった」と振り返っている。クラブ公式ウェブサイトが伝えた。

「我々にとって大きな勝利だ。(上位と)近付いたし、それが今日の絶対的な目標で、達成できた」

　上位との勝ち点差を詰めたが、まだ追いついたわけではない。「ネガティブなシナリオは考えない。追いつかなければならないことは分かっている。ムードはいいし、このプロセスを続けていかなければならないし、まだまだ向上していかなければならない」と今後に向けて意気込んでいる。

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