beacon

スタッド・ランスは主将が痛恨ミス…伊東純也と中村敬斗出場もリールに敗戦

このエントリーをはてなブックマークに追加

フル出場のFW伊東純也

[3.2 リーグアン第24節 スタッド・ランス 0-1 リール]

 スタッド・ランスは2日にリーグアン第24節のリール戦をホームで行い、0-1で敗れた。FW伊東純也はフル出場し、FW中村敬斗は後半27分からピッチに入った。

 ウィリアム・スティル監督は試合前日の会見で伊東が体調不良だったことを伝えていたが、今節も先発起用。その伊東は右サイドからクロスを送るなどして攻撃の機会を作るも、前半はリールに押し込まれてなかなか相手ゴールに迫ることができなかった。それでもGKイェバン・ディウフの好セーブもあってスコアレスで前半を終える。

 後半3分、リールのDFガブリエル・グドムンドソンが伊東のドリブルをファールで止めてイエローカードを受ける。同7分には伊東がゴール前に走り込むMFマーシャル・ムネツィへスルーパスを通してチャンスを作り、攻勢を強めていく。しかし同11分、DFユニス・アブデルハミドがGKにバックパスを試みるも蹴り損なってFWジョナサン・デイビッドへのプレゼントパスに。デイビッドは冷静にゴールへ流し込み、リールが先制した。

 キャプテンに痛恨のミスが生まれたスタッド・ランスは後半27分に中村を投入する。同33分、中村がペナルティーエリアの外からシュートを放つとボールは相手DFの腹部を強襲。ボールはタッチライン方向に転がるも、直撃した選手が倒れ込んだことで主審が試合をストップさせた。ボールが直撃したリールDFは自陣のPA内にいたため競技規則上はリールのGKにドロップボールをすることになるが、スタッド・ランスベンチはマイボールを主張して猛抗議。指揮官の弟であるニコラス・スティルコーチがイエローカードを受けるとW・スティル監督も怒りを抑えきれず、直後のプレーで異議を唱えて兄弟で警告されることになった。

 中村は後半アディショナルタイムにもシュートを打つ場面があったが、GKにセーブされて同点弾とはならず。スタッド・ランスは3月のファーストゲームを0-1で落とした。

●海外組ガイド
●フランス・リーグアン2023-24特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP