beacon

元マンC選手「子供じゃないんだ」「こんなことする必要ない」…ペップが設けた厳格なルール

このエントリーをはてなブックマークに追加

マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督

 かつてマンチェスター・シティでプレーした元フランス代表DFバカリ・サニャ氏が、ジョゼップ・グアルディオラ監督が厳格なルールを設けていたことを明かした。英『デイリー・スター』が伝えた。

 14-15シーズンにアーセナルからマンチェスター・Cに加入したサニャ氏は、16-17シーズンの1年間をグアルディオラ監督の下で過ごした。グアルディオラ監督は選手のコンディション維持のため、食事に関する厳格なルールを定めたという。

「ピッチ上だけでなく、生活全体を規律正しいものにすべきだと理解する必要があった。1週間を通して摂取する栄養に関することもね。例えば、体重が1キロでも増えていたらチームから外されるんだ!」

 また、練習場内の売店で売られていたチョコレートや砂糖菓子は販売禁止となった一方で、フルーツに関しては自由に摂ることが許されていたという。そして、クラブハウス内の一部エリアのWi-Fiの使用を禁止したように、就任初日にはロッカールームのWi-Fiが使用できなくなったようだ。

「彼はシティに来て、ロッカールームのWi-Fiを切ったんだ。最初は『僕は子供じゃないんだ…』と思って動揺したし、こんなことをする必要はないと思った」。だが、それも常にSNSを使用する選手が多いなか、選手間の交流を促進させるための措置だったという。

 グアルディオラ監督はクラブに多くのタイトルをもたらし、昨季は悲願の欧州CL制覇を成し遂げるなど三冠を達成。サニャ氏は「彼らが、なぜ昨年三冠を達成できたか理解できる。誰もが規律を持ち、正しい考えを持っているからね。僕にとってペップは監督として参考になる人だよ」と語っている。

●プレミアリーグ2023-24特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP