ペルーサッカー連盟(FPF)は11日、国際親善試合のニカラグア戦とドミニカ共和国戦に臨むペルー代表メンバーを発表した。愛知県出身のDFノリエガ・エリック(22)が初選出されている。南米メディアの『Infobae』は、ホルヘ・フォサッティ監督が高く評価していることを伝えている。

　エリックは愛知県豊橋市に生まれ、6歳のときに家族の母国であるペルーに移住。その後日本に戻ると高校時代は清水エスパルスユースで過ごし、そのままトップチームに昇格した。FC町田ゼルビアでもプレーし、現在はペルーのコメルシアンテスに所属している。

　1月にはU-23ペルー代表としてパリ五輪南米予選で全試合にフル出場した。出場権は獲得できなかったが、A代表のフォサッティ監督は同じくU-23代表からA代表入りとなったGKディエロ・ロメロの名前も出しながら「2人は2か月前の大会で4試合に出場していて、すべての試合で素晴らしかった」と太鼓判。代表チームの将来を担うエリックに期待を寄せている。