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ドイツ代表が歴史的大変革…70年超続いたアディダスとの契約解消、27年からナイキに変更

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 ドイツ代表が大改革に乗り出すことになった。70年超の関係にあったアディダス社とのサプライヤー契約を解消し、27年からナイキ社と契約することを発表した。ドイツ代表の全チームにユニフォームと用具を供給することになるという。

 アディダス社はドイツ発祥のスポーツウェアメーカーで、ドイツ代表は今年行う欧州選手権(EURO)期間中も、チームの拠点をニュルンベルク近郊にあるアディダス本社を使用する予定でいる。

 それでも27年からアメリカ大手で最大のライバル社であるナイキに契約を変更することになった。契約は2034年まで結ぶことになるという。

 海外メディアもドイツ代表とアディダスの70年超の関係解消を驚きを持って伝えているが、ドイツサッカー連盟(DFB)はX(旧ツイッター)で、「あらゆる感情があることを理解している。多くの特別な瞬間に彩られたパートナーシップが、70年以上の時を経て終わりを迎えることは、私たち協会にとっても劇的な出来事だ」と更新。「経済的な決断を下さなければならない。ナイキは、透明性が高く、差別のない入札プロセスの中で、圧倒的にベストなオファーを提示した」と金銭面をサプライヤー変更の理由に挙げた。

 『ESPN』によると、DFBのベルント・ノイエンドルフ会長も「私たちはナイキとの協力と、彼らが私たちに寄せてくれた信頼を楽しみにしている。今後のパートナーシップによって、DFBは今後10年間、ドイツにおけるサッカーの総合的な発展に関して重要な任務を遂行し続けることができるだろう」とコメントしている。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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