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旗手怜央が復帰戦で先制OG誘発!! 監督不在で日本人4人先発のセルティックが3発快勝

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MF旗手怜央が先制のオウンゴールを誘発した

[3.31 スコットランド・プレミアリーグ第31節 リビングストン 0-3 セルティック]

 スコティッシュプレミアシップは16日、第31節を各地で行い、セルティックリビングストンを3-0で破った。MF旗手怜央がアジア杯での負傷後初めて戦列に復帰し、さっそく初先発。後半4分には積極的なエリア内への侵入からオウンゴールを誘発し、勝利に貢献した。

 セルティックはこの日、アジア杯で右ふくらはぎを痛めた旗手がインサイドハーフに入った他、FW古橋亨梧が3トップの中央、FW前田大然が左ウイング、MF岩田智輝がアンカーで先発出場。今季初めて日本人4選手が先発に揃った。また前節ハーツ戦でブレンダン・ロジャーズ監督が審判に暴言を吐き、1試合の出場停止処分を受けたため、今節は指揮官不在。代わりにアシスタント・コーチのジョン・ケネディ氏が指揮を執った。

 前半から一方的に主導権を握ったセルティックはこの日、左サイドの前田を中心に攻撃を構築。クロスがゴール前に通らない場面が続き、なかなかゴールには至らなかったが、終了間際には旗手のミドルシュートが右ポストをかすめるなど、相手に脅威を与えていった。

 そして後半4分に試合を動かした。右サイドの高い位置でボールを奪ったFWニコラス・キューンの折り返しに反応した古橋のシュートは空振りに終わったが、すぐにエリア内でアプローチした旗手が再奪取。旗手のシュートが混戦を生み出すと、跳ね返りが相手DFジェイミー・ブランドンに当たってゴールに転がり込んだ。

 その後、旗手は後半20分、古橋は同26分に途中交代したが、セルティックの攻勢は止まらず。同27分にMFパウロ・ベルナルドの強烈なシュートでネットを揺らすと、同37分にもMFマット・オライリーが得点し、3点リードとした。同43分には前田がピッチを後にし、そのまま試合終了。敵地で勝ち点3を挙げた。

 セルティックは今節未消化のレンジャーズを勝ち点で1ポイント上回り、暫定首位に浮上。7日には直接対決も控える中、シーズン終盤のデッドヒートを繰り広げている。

●海外組ガイド

ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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