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「残忍な攻撃」「違うスポーツ」スアレスが相手選手に危険行為…海外メディアが一斉非難

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FWルイス・スアレスに非難の声

 インテル・マイアミのFWルイス・スアレスが相手選手に重傷を負わせかねない危険な行為をしたとして、複数の海外メディアから批判の声が出ている。

 スアレスは10日に行われたCONCACAFチャンピオンズカップ(北中米杯)の準々決勝第2戦・モンテレイ戦に先発出場。第1戦を1-2で落として迎えた一戦は、後半29分からの4分間でDFジョルディ・アルバが2枚のイエローカードを貰うなどして1-3で敗戦。2戦合計2-5でI・マイアミの敗退が決まった。

 波紋を呼んでいるのは前半41分のシーン。I・マイアミがCKを獲得するもGKにパンチングされてシュートには至らない。こぼれ球をモンテレイが拾ってカウンターが始まるなか、ゴール前ではモンテレイのMFビクター・グズマンが倒れており、その後主審が試合を止めた。リプレイ映像を見ると、スアレスが両腕でグズマンの右腕をロックし、そのまま可動域ではない背中側に向けて強く引っ張り上げていた。

 ボールと関係のないところで発生したため主審は確認できていなかったが、中断中にVARから情報を聞いたのかスアレスに注意を与える。これにスアレスは不満げな態度で反応。ただVARからの一発退場の可能性による介入はなく、そのまま試合が再開された。グズマンは苦悶の表情を浮かべたが骨折は免れたようで、ドクターの治療を受けてから再びピッチに戻った。

 一連の行為を米メディア『TUDN』は「レスリングのようだ」と、スペインの『ラ・ラソン』は「腕を折るところだった」と紹介している。メキシコの『sdp』は「残忍な攻撃」と批判。同国スポーツ番組『フッボール・ピカンテ』は公式Xで「ルイス・スアレスが違うスポーツをしている!?」と反応し、過去に噛みつき行為で問題となったスアレスについて「論争が一つ増えた」と伝えている。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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