アルビレックス新潟は23日、DF酒井高徳がドイツ1部・ブンデスリーガのシュツットガルトへ期限付きで移籍することが決まった、と発表した。移籍期間は2013年6月30日まで。

　またしても日本期待の若手サイドバックが海を渡ることとなった。シュツットガルトは日本代表のFW岡崎慎司も所属するクラブで日本人にもなじみの深いクラブ。サイドバックの補強目指す上で目を付けたのが酒井だった。

　酒井は豊富な運動量や対人の強さを持ち、さらには両サイドをこなすことのできるDFとして早くから注目されてきた。欧州での評価も高く、今回母親の母国でもあるドイツのクラブが正式オファーを出し移籍するに至った。

　クラブを通して酒井は「このたび、シュツットガルトに期限付き移籍することになりました。アルビレックス新潟ではユースから数えて6年間プレーして、多くのクラブ関係者の方々やサポーターの皆様に支えられて今の自分があると思っています。プロになって1年目はまったく戦力になることができなかったのですが、2年目、3年目と試合に起用し続けてもらったことで、自分自身でも成長を実感できるようになりました。その中でも大きかったのはサポーターの皆さんの力です。時にはプレーについて指摘を受けることもありましたが、どんなに調子が悪く、試合でミスをして落ち込んでいても、クラブハウスで『次はがんばろう』と言ってくださるサポーターの皆さんに支えられました。感謝の気持ちでいっぱいです。この感謝の気持ちを忘れず、ドイツでも新潟の家族の一員、新潟の代表としてプレーしていきたいです。ドイツでも酒井高徳というプレーヤーを愛してもらえるよう、しっかりと活躍したいと思います。これからも応援よろしくお願いします」とコメント。来年のロンドン五輪での躍進のためにも、この海外移籍をプラスにするつもりだ。

以下、クラブ発表のプロフィール

DF酒井高徳
(Gotoku SAKAI)
■背番号
24
■生年月日
1991年3月14日(20歳)
■身長/体重
176cm/74kg
■出身地
新潟県
■経歴
レザーFC Jrユース→新潟ユース/開志学園高
■代表歴
U-15日本代表、U-16日本代表、U-17日本代表、U-18日本代表、U-19日本代表、U-22日本代表、日本代表
■通算成績
J1:74試合1得点
カップ戦:9試合0得点
天皇杯:4試合0得点

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