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ベンチ入りもブンデスデビューはお預け、酒井「焦らずやりたい」

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 ブンデスリーガは21日、各地で第18節の2日目を行った。ウィンターブレイク明けの一戦で、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは、ホームで日本代表FW岡崎慎司とDF酒井高徳が所属するシュツットガルトと対戦。内田が先発したシャルケが3-1で4連勝を飾り、首位・バイエルンと勝ち点37で並んだ。終了間際に岡崎が今季4点目を決めたものの、シュツットガルトは4連敗を喫した。

以下、試合後の酒井のコメント

●DF酒井高徳
―感想は?
「すごいというか、迫力というか、すごいというか、見ていてワクワクするというのが感想。点差を見ると、ないかなと思っていたが、いつでも準備はしていた」

―どんな準備をしていた?
「左SBです。右も左もっていう」

―ここまでの手応えは?
「最初はちょっとスピード感に慣れなくてドタバタしたが、だいぶ落ち着いて慣れてきたかなという段階」

―スピード感とは?
「寄せのスピード、パス、考えるスピード。どれだけ上手に扱えるかがこっちのすごさ。自分にないところでもあるので身に付けていきたい」

―ピッチについては?
「今日のグラウンドはひどいとは思わなかったけど、練習場はしっかり根が張ってない感じもする。でも、だいぶ慣れてきたかな」

―監督からのアドバイスは?
「練習試合をやって、攻撃の迫力やスピード感はよかったが、守備のポジショニングを修正できたらいいと思うと言われた」

―ドイツ語は?
「(母親と)単語で話していた感じなので。日常生活のことはだいたい分かります。答えられないので、勉強中。聞いたことあるなという感じ。簡単なところはだいぶ合っていたりとか。オカ(岡崎)からも『お前はずるい』って言われているので。1年いるので覚えればプラスかなと」

―メンバーに絡めそう?
「やりたいこと、もっとフィットして、長所を分かってもらったり、やるべきこと、やらなきゃいけないことをはっきり出していけばプラスになると思う。焦らずやりたい」

―アフリカ選手権で選手がいなくてチャンスだが?
「アフリカ人がいないのは聞いていたし、チャンスがあるのは分かっていた。ただ、ウィークなポイントが今日の先発外には響いたと思う。日本でもそうだったと思う。守備での課題をやれば今後のストロングになるし、対人にも強くなる。直して、いっぱいライバルはいるけど、自分のペースでやっていきたい」

(取材・文 了戒美子)

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