セリエAは3日、第26節1日目を行った。首位のミランは敵地でパレルモと対戦し、4-0と大勝。出場停止明けのFWイブラヒモビッチがハットトリックの活躍を見せ、2試合ぶりの勝ち点3を獲得した。

　3試合の出場停止処分が明け、4試合ぶりにピッチに帰ってきたイブラヒモビッチ。不在だった3試合分の穴を埋めんとばかりに、立て続けに3ゴールを奪った。前半21分、FWロビーニョのラストパスから先制点を奪うと、31分にも再びロビーニョとのコンビプレーで追加点。さらに35分、今度は豪快な右足ミドルを叩き込み、わずか15分間でハットトリックを達成した。

　3-0で折り返した後半13分にはDFチアゴ・シウバがダメ押しの4点目。前節、ユベントスとの首位攻防戦は1-1の引き分けに終わったが、2試合ぶりの白星で5戦負けなし(3勝2分)とし、首位を守った。

　2位ユベントスはホームでキエーボと対戦。前半18分にDFデ・チェーリエのゴールで先制したが、後半31分に追いつかれ、1-1で引き分けた。開幕から13勝12分と無敗を守ったユベントスだが、2試合連続のドローで勝ち点を51に上積みするにとどまり、勝ち点54に伸ばした首位ミランとの差は「3」に広がった。なお、消化試合はミランの方が1試合多くなっている。

パレルモ 0-4 ミラン
[ミ]ズラタン・イブラヒモビッチ3(21分、31分、35分)、チアゴ・シウバ(58分)

ユベントス 1-1 キエーボ
[ユ]パオロ・デ・チェーリエ(18分)
[キ]ブカリ・ドラム(76分)

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