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香川の今季8点目が決勝点!!ドルトムントは8連勝で2位と勝ち点7差に

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 香川が今季8点目!! ブンデスリーガは3日、第24節を行い、日本代表MF香川真司の所属する首位・ドルトムントはホームでマインツと対戦し、2-1で勝利した。W杯アジア3次予選のウズベキスタン戦(0-1)から中2日だったものの香川は先発。先制点の起点になると、1-1で迎えた後半32分には決勝点となる今季8点目を決めた。この日の試合で2位・バイエルンが敗れたため、ドルトムントとバイエルンの勝ち点差は7差に広がった。

 先月29日に行われたW杯アジア3次予選・ウズベキスタン戦(0-1)で先発出場した香川だったが、中2日となった今節でも先発出場を果たした。立ち上がりから香川がチャンスをつくる。前半9分、香川のパスに右サイドへ抜け出したDFピシュチェクが中央へ折り返す。最後はMFグロスクロイツが走り込むも、シュートは枠を外れた。

 すると前半26分、ドルトムントに待望の先制点が生まれる。MFギュンドガンからのパスをPA右で受けた香川が胸トラップから放ったシュートはDFに阻まれるも、こぼれを拾ったMFブラスチコフスキが右足ダイレクトで蹴り込む。これがゴールネットへ吸い込まれ、ドルトムントが先制に成功した。1-0で前半を折り返す。

 後半に入っても香川がチャンスを演出。後半5分には香川が絶妙なスルーパス。DFの裏へ抜け出したグロスクロイツがシュートを放つがGK正面。追加点が奪えない。すると後半29分、1月の移籍市場でドルトムントからマインツへ完全移籍したFWジダンに1点を返された。左サイドを押し込まれ、大きくサイドチェンジを許すと、最後はジダンにシュートを決められた。ジダンに古巣相手となる5戦連続弾を決められ、1-1と試合は振り出しに戻った。

 しかし失点から、わずかに3分後。香川が魅せた。途中出場のMFペリシッチが右サイドを駆け上がる。一度はボールを失うもカバーに入ったピシュチェクが拾って、グラウンダーの右クロス。ニアサイドへ走り込んでいた香川が右足ダイレクトでシュートを叩き込んだ。放ったボールはクロスバーの内側を叩きながら、ゴールネットへ吸い込まれた。香川の3試合ぶり今季8点目でドルトムントが2-1と2度目のリードに成功した。決勝点を決めた香川は後半35分に交代。2-1で試合は終了し、ドルトムントが8連勝を飾った。


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