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岡崎&酒井のコンビでチャンス演出も…シュツットガルトは最下位相手にスコアレスドロー

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 ブンデスリーガは9日に第25節1日目を行い、日本代表FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属する8位シュツットガルトはホームで最下位のカイザースラウテルンと対戦した。岡崎は左MFで6試合連続、酒井も左SBで5試合連続の先発出場を果たしたが、0-0のスコアレスドローに終わった。

 昨年10月22日のフライブルク戦(1-0)を最後に14試合連続白星なし(8分6敗)の最下位チーム相手に確実に勝ち点3を奪い、連勝を伸ばしたいシュツットガルト。立ち上がりからカイザースライテルンを押し込み、前半22分にはFWイビセビッチが右足ミドルを狙う。前半31分の左CKのチャンスではニアサイドで岡崎が頭でそらし、逆サイドに流れたボールのこぼれ球をMFハルニクがオーバーヘッド。しかし、これはGKの好セーブに阻まれた。

 前半33分には左サイドでボールを持った岡崎が、オーバーラップする酒井の動きをおとりにするようにドリブルで中に切れ込み、右足でミドルシュートを放つも、GKにキャッチされた。0-0で折り返した後半もシュツットガルトが試合を優勢に運ぶが、1点が遠い。後半16分、イビセビッチのポストプレーから途中出場のFWカカウが左足で狙うが、シュートはミートせず、GKがキャッチ。同19分にはMFクズマノビッチのFKに岡崎がDFと競り合いながら頭で合わせたが、ゴール上へ外れた。

 後半28分にはカイザースラウテルンDFシムネクのクリアが至近距離で酒井の顔面を直撃。ピッチに倒れ、いったん外に出されたが、すぐにプレーを続行し、5試合連続でフル出場した。岡崎は無得点のまま後半37分に途中交代。何とか1点を狙うシュツットガルトは終盤にもカカウが果敢にシュートを打ったが、決め切れず、試合は0-0のまま終了した。2試合連続で4ゴールを決めていた攻撃陣が不発に終わり、最下位を相手に悔やまれる勝ち点1。6試合ぶりの無得点で、連勝も2で止まった。


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