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森本が12戦ぶりの今季4点目も…ノバラはローマに5失点敗戦

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 セリエAは1日、各地で第30節を行った。FW森本貴幸の所属する19位のノバラは敵地で6位ローマと対戦し、5-2で敗れた。森本は4戦連続のベンチスタート。1-3で迎えた後半15分から2戦連続の途中出場を果たすと、後半32分には2-4に詰め寄る今季4点目。しかし、チームは追い上げることはできずに4戦ぶりの黒星を喫した。

 試合は前半17分、ノバラがFWアンドレア・カラッチョロのゴールで先制に成功した。しかしその後はローマが圧倒。同25分にFWパブロ・オズバルドの右クロスからMFマルキーニョがヘディングシュート。1-1と試合を振り出しに戻す。さらに同34分には逆転弾。FWトッティの右CKからオズバルドが頭で叩き込み、1-2と逆転に成功した。前半を折り返す。

 後半に入ってもローマの勢いは止まらない。後半10分にはMFファビオ・シンプリシオがダメ押しの3点目を奪う。1-3となったノバラは後半15分、FWジェダに代えて森本をピッチへ送った。しかし直後の同16分に4失点目。DFホセ・アンヘルが左サイドから前線へロングパス。これを受けたFWクルキッチにPA左からシュートを決められた。

 その後は味方のパスに抜け出すなど森本がチャンスを迎えるが、なかなかパスがつながらず。シュートを打つことはできない。それでも、こう着状態のなかで迎えた後半32分、森本が仕事を果たす。カラッチョロのスルーパスにPA左へ抜け出すとGKステケレンブルフを前に冷静に右足シュート。オフサイド気味ではあったが、グラウンダーのボールはゴールネットへ吸い込まれた。1月15日のチェゼーナ戦以来、12試合ぶりの今季4点目。森本のゴールで2-4に詰め寄った。

 それでも終了間際のロスタイム2分にはカウンターから失点。中央から押し込まれると最後はMFエリク・ラメラに左足シュートを流し込まれた。2-5で試合は終了。ここ最近3戦負けなし(2勝1分)のノバラだったが、4戦ぶりの黒星を喫した。

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