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アウクスブルクは6戦負けなしで14位浮上、細貝「チームでつかんだ勝ち」

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 ブンデスリーガは31日、第28節2日目を行い、日本代表MF細貝萌が所属する15位・アウクスブルクはホームで北朝鮮代表FW鄭大世が所属する14位・ケルンと対戦した。一度は追いつかれるも2-1で逃げ切り、アウクスブルクが2戦ぶりの勝利。6戦負けなし(3勝3分)となり、勝ち点30に伸ばすと、14位浮上を果たした。なお、敗れたケルンは一気に2部との入れ替え戦圏の16位へ転落してしまった。

以下、試合後のコメント

●MF細貝萌(アウクスブルク)
「点差はどうでもいいが勝ち点3が取れたのは、他の下位も勝ってるし大きなこと」

―勝ちについて。
「チームでつかんだ勝ち、大きなものだと思う。でもすぐ次があるので、相手も相手なのでしっかりやりたい」

―入りがよかった?
「相手のフォワードにはパワーがあったが、中盤とディフェンスが安定してないチーム。サイドで優位もつくれていたし、攻撃に関してはよかった」

―ボールも持てた?
「自分のところで触ってくれと言われていたので触りたかったが、サイドで起点も作ってくれたし、あそこで高い位置で起点できたのが大きかった」

ク・ジャチョルのトップ下が効いていた?
「中に入って距離が近くてやりやすいし、自分と彼の距離を遠くしすぎないようにという話をしたが、僕がもっと前にいければよかったが、チームには動くなということも言われていたので」

―触ることも守備も同時に求められている?
「ボランチでチームをコントロールと言われているので」

―ジャチョルが中でプレーし、攻撃が良くなった?
「サイドもよかったが、触る回数も増えるし、そうなると前が触れば触るだけチャンスになる」

―相手の守備は思ったよりだめだった?
「サイドに関してはポジショニングも曖昧なのかと思ったが、前回の対戦時は0-3でやられて、自分もサイドバックで回されるだけ回されたし」

―最近ポゼッション出来るようになった理由は?
「1部に上がって最初より内容がよくなっているし、結果も勝ち点1でも拾えるようになってきているので、拾えばいいという問題でもないので、徐々によくなってるのはみんなが感じている。1部を知らなかった選手が多かったのが、慣れてきている」

―守らされて疲れてやられることが減った。
「みんなが頑張りきれる、ロングボールが減り、コントロールできるようになった」

―みんなのシュートも枠にいくようになった。
「それはチームというよりも個人なことなので。後半チャンスはあったので」

―中盤でよく弾いたが?
「チームのためになっていれば」

―14位に浮上したが?
「ケルンと入れ替わったけど、しっかりやらないと。残留に向けてやっていかないと。まあ、自分としては常に見据えてやってきた、意識してやってきた」

―移籍の話も出ているが。
「このチームで今は集中するだけ。先の話は代理人とやっている。しっかりやることで、選択肢がでてくる。いろんな選択肢があるなかでレベルアップするために選択していきたい」

(取材・文 了戒美子)
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