beacon

インテル、ドローで連勝ならず…長友も2戦連続で出番なし

このエントリーをはてなブックマークに追加

 セリエAは7日、第31節を行った。日本代表DF長友佑都の所属する7位のインテルはアウェーで12位のカリアリと対戦。2連勝を狙ったインテルだったが、2-2で引き分けに終わった。長友は2試合連続のベンチスタート。前節ジェノア戦同様、出番はなかった。

 前節、ジェノア戦(5-4)はPKが4つ飛び出すなど大荒れ試合となったが、アンドレア・ストラマッチョーニ監督の初陣を白星で飾ったインテル。この試合も立ち上がりから、その流れを引きずるかのような展開となった。

 前半5分、CKからDFダビデ・アストリにボレーを叩き込まれ、あっさり先制を許したインテルだったが、その1分後、MFマウロ・サラテからのボールをオフサイドラインぎりぎりで受けたFWミリートが豪快にゴールネットを揺らし、すかさず同点に追いついた。

 波乱の展開を予想させたが、この後は試合が落ち着く。1-1のまま試合は流れた。

 ゲームが動いたのは後半に入ってから。16分、右サイドからのクロスをゴール前にスルスルと抜け出したFWマウリシオ・ピニーラがフリーで合わせてカリアリが勝ち越しに成功した。しかしゴール後のパフォーマンスでピニーラは、この日2枚目のイエローカードを貰っていしまい退場となってしまう。

 勝ち越されたインテルだったが、数的優位となった直後の後半19分に同点弾が生まれる。FWフォルランからのクロスボールを、ゴール前でMFカンビアッソが受ける。DFに囲まれながらもボールをコントロールし、最後は左足アウトで流し込んだ。1点目同様、すかさずの同点劇となった。

 しかしまたも試合はこう着。後半38分にMFスタンコビッチに代えてMFオビを投入し、3枚目のカードを切った時点で、長友の2試合連続の不出場も確定した。インテルは数的優位になったものの、勝ち越しゴールは奪えず、2-2のドローで試合を終えた。

[写真]後半16分、ゴールを奪ったピニーラだったが、このパフォーマンスで退場となってしまった


▼関連リンク
セリエA特集ページ
欧州組完全ガイド

TOP