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アレックス・ファーガソン、判定に不満も「ウィガンが勝利に値した」

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 1月のニューカッスル戦(0-3)以来となる敗北を喫したマンチェスター・ユナイテッド。マンUのアレックス・ファーガソン監督は「酷い夜だった」と敗戦を受け入れた。

「サッカーではたまに、こういう酷い夜がある。避けることのできないものだ」と敗戦を振り返る。後半、ウィガンのFWショーン・マロニーがCKから決めたゴールが決勝点になった。だが、直前の場面ではウィガンの選手にボールが当たってゴールラインを割っており、本来ならばウィガンにCKは与えられないはずだった。さらにPA内にいたウィガンDFのハンドも見逃されていた。

そのため、首位を走るチームを率いる指揮官は「今夜はガッカリしている。前半は完全にウィガンに支配された」と語りながらも、自軍のプレー同様にフィル・ダウド主審の判定にも「フィル・ダウドにとっても良いゲームではなかったね。相手にハンドがあったのは明白だったし、失点場面もゴールキックで再開されるべきだった」と、不満を口にした。

とはいえ、ミスジャッジを差し引いても、ウィガンが勝利に値すると認めた。「事実として今夜はウィガンがより良いチームで、彼らは勝利に値した。素晴らしいプレーを見せた。順位を考えれば、彼らが見せた今日のプレーについて、監督(ロベルト・マルチネス)は高く評価されるべきだね」と語った。

 リーグ戦で初めてウィガンに敗れた。これでマンチェスター・シティに勝ち点5差に迫られた。タイトルの行方について指揮官は、「もっと良い試合ができればよかったが、数カ月前の順位を考えれば、(ユナイテッドもシティも)両チームが勝ち点をどこかで落とすことは受け入れながら戦うべきだろう」と語り、首位に立つ自軍の優位を強調した。

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