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宮市は出場せず。ボルトンは土壇場に追いつかれ、降格圏で最終節へ

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 プレミアリーグは6日、第37節2日目を行い、日本代表FW宮市亮の所属するボルトンはWBAと対戦し、試合終了間際に同点ゴールを許し、2-2で引き分けた。宮市はベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。

 勝ち点34で18位のボルトンは、ホームに勝ち点46で10位のWBAを迎えた。プレミアリーグ残留を目指すボルトンが、立ち上がりから攻勢に出る。前半2分にMFクリス・イーグルスのミドルシュートを皮切りに、同10分にはMFマルティン・ペトロフ、同12分にもFWケビン・デイビーズがゴールを狙ったが、得点には至らない。それでも前半23分、ボルトンはMFマーク・デイビーズがPA内で倒されてPKを得ると、ペトロフがこれを確実に決めて、ボルトンが1点をリードして前半を折り返す。

 後半に入ると、立ち上がりに好機をつくったのはWBAだった。後半12分に左サイドからチャンスをつくると、最後はMFグレアム・ドアランズがシュートを打つ。しかし、ボールはGKに防がれる。その後もWBAはボルトンのゴールに迫ったが、GKアダム・ボグダンの壁を破ることはできなかった。

 逆に後半27分にはボルトンが追加点を挙げる。サイドからの攻撃が機能していたボルトンは、左サイドをペトロフが突破する。ペトロフがゴール前に折り返したクロスは相手DFに当たり、オウンゴールでボルトンがリードを広げた。

 このまま、勝ち点3を重ねたいボルトンだったが、同30分にMFクリス・ブルントにゴールを許すと、その後も押し込まれる展開が続いた。同37分にボルトンは最後の交代枠を使い、2得点に絡んだペトロフを下げ、ケガで長期離脱を強いられていたMFイ・チョンヨンをピッチに送り込む。スタジアムは大いに沸いたが、劣勢となった試合の流れを変えることはできなかった。

 後半45分、MFサイモン・コックスのシュートをDFがブロックして生じたこぼれ球をジェームズ・モリソンが蹴り込み、試合終了間際に2-2と追いついた。この結果、ボルトンは降格圏内の18位のまま、最終節(13日)のストーク・シティ戦を迎えることとなった。


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