6月1日に発売されるアディダスの最新スパイク「プレデター リーサル ゾーン」。7日には都内のZepp東京で製品発表会が開催され、現役選手も参加してのイベントが行われたが、これに先立って1日には英国のマンチェスターでもマンチェスター・UのMFナニ、MFトム・クレバリー、マンチェスター・CのFWエディン・ジェコが参加したイベントが行われた。

「プレデター リーサル ゾーン」の最大の特長は「必殺5ゾーン」。アッパー部分に「ドリブル」「ファーストタッチ」「スイートスポット」「ドライブ」「パス」の5つのゾーンが配置され、各ゾーンにはそれぞれのスキルに必要な最新鋭の機能が搭載されており、試合のあらゆる局面で、より正確なボールスキルをもたらすという。

　3選手は実際に「プレデター リーサル ゾーン」を着用し、ファンの前でさまざまなアトラクションに挑戦。その“効果”を証明する華麗なボールテクニックを披露した。

　ナニはイベント後、「自分も『プレデター リーサル ゾーン』の開発にかかわってきたが、完成品を見て興奮したよ。このスパイクは軽いし、履き心地も最高だ。パス、シュート、ドリブル。そのすべてのボールコントロールを助けてくれる」と驚きと興奮を隠せなかった。

「プレデター リーサル ゾーン」は彼らのほかにも、MFシャビ(バルセロナ)、FWファン・ペルシー(アーセナル)、MFナスリ(マンチェスター・C)、FWディ・マリアら世界のトップ選手が着用。週末のリーグ戦では実際に最新スパイクを履いてプレーしている。

　ファン・ペルシーは「もしトッププレイヤーになりたいなら、すべての技術を兼ね備えた“オールラウンダー”になる必要がある。その意味で『プレデター リーサル ゾーン』は大きな力になるだろうね。5ゾーンは選手がボールに触れる、あるいは蹴る場所をすべて網羅しているし、精度、パワー、コントロールを最大限に高めてくれる」と絶賛していた。