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古巣・アーセナルには給料泥棒がいると主張するナスリ

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 ロスタイムに2ゴールを挙げて、44年ぶりの優勝を劇的過ぎる形で決めたマンチェスター・シティ。その中心選手として活躍したMFサミル・ナスリがTF1の取材で、古巣のアーセナルに対して強烈な皮肉を口にした。

「アーセナルは3位になれて良かったよね。でも、僕はこれからもタイトルを求め続けるよ。アーセナルの人たちは、僕がシティに来たときに『お金のためだろう』と言った。彼らが今の僕の姿を見ていてくれていることを願うよ。プレミアリーグの優勝メダルを受け取っている姿をね。僕の記憶が正しければ、アーセナルはここ何年もトロフィーを獲得できていないよね」と古巣にチクリ。

 さらに「僕は難しい決断をしたんだ。ビッグクラブで自分のポジションを勝ち取らなければいけなかったんだからね。そして、僕は自分が正しかったことを証明できたと思う。アーセナルのファンは、もう僕のことを忘れて、自分たちのことを考えるべきだよ」と続けた。そして「もし、僕がお金にしか興味がなかったのであれば、最も簡単な決断はアーセナルに残ることだった。チームの輪の中に加わって、毎週、お金を受け取れば良かったんだから。今もアーセナルには、そうしている選手がたくさんいると思うよ」と自身の移籍の正当性を主張した。

 これに反応したのが、アーセナルのMFジャック・ウィルシャーだった。4年契約で年間約7億円を受け取るフランス代表MFへの不快感を口にした。Talksportの取材に対し「彼にはフェアプレーを求めたいよね。今回、彼はタイトルを獲得したけど、これからの数年間、それを達成するのは僕たちの方だ」と語気を強めた。「本当にアーセナルはタイトルを獲得できると思っている。だから、彼が口を開くのは少し早すぎたね。来年は彼に恥をかかせてやれるはずさ」と、自信を見せた。

 11-12シーズンのプレミアリーグは終わったばかりだが、早くも来季の両者の激突が楽しみだ。


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