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ドログバ「決勝で負けていたら残っていた」

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 チェルシーを退団したFWディディエ・ドログバはバイエルンとのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝で勝利したことで、チームを離れることを決意したとEXPRESS.co.ukに明らかにした。

「もし決勝で負けていれば、チームを離れるという決断を下すことは難しかったと思う。8年間にわたって、あのトロフィーを追いかけ続けてきたからね。おそらく、欧州CLのタイトルを獲得できていなければ、チェルシーに残留していただろう。僕にとっての最大のチャレンジであり、何としても達成したい目標だったからね」とドログバは語った。

 FA杯決勝で決勝ゴールを挙げ、欧州CL決勝でも同点ゴールを挙げるなど、チェルシーの2冠に大きく貢献したコートジボワール代表FW。若返りをはかるクラブは、彼を引き留めようとしなかったのだろうか。

「チェルシーは僕を引き留めようとしてくれた。全力を尽くしてくれたと思う。僕の判断はクラブのオファーに基づいたものではないんだ。お金の問題ではないよ。今がチームを離れるときだと思ったんだ。8年間、欧州CLを求めてきて、ついにそれを手にした。次に何が待っているのか、ということさ」

 そしてドログバは、欧州CLを勝ち取ったクラブへの深い思いを語った。

「イングランドの別のクラブでプレーすることはあり得ない。僕はチェルシーで多くのものを得たからね。僕の血は青だよ。いつの日か、監督としてチェルシーに戻って来るかもしれないね。クラブが望むのであれば、スタンフォードブリッジの草刈りをしに来てもいいよ」

 ドログバはチェルシーでコンビを組んだFWニコラ・アネルカが所属する上海申花へ移籍することを検討しているようだ。『東方体育日報』に対し、同クラブのオーナーが「交渉は予定いどおりに進んでいる」と明かしている。

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