連盟会長は「受け入れられない」と怒り

　イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、キャンプ地コベルチャーノで人種差別的な野次を浴びせられたようだ。イタリアメディアが報じている。

　ブラジル・ワールドカップに向けて、フィレンツェのコベルチャーノでトレーニングを始めたイタリア代表候補。報道によると、バロテッリは練習中に「クソったれの黒人め」といった野次を浴びせられたという。一方で、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、バロテッリに対する拍手もあったと伝えている。

　バロテッリは野次に応えることなく、トレーニングを続けたそうだ。だが、MFクラウディオ・マルキージオに「信じられないね。こんなことがあるのはローマとフィレンツェだけだ」と話していたそうだ。

　イタリアサッカー連盟のジャンカルロ・アベーテ会長は、「受け入れられない振る舞いだ」とコメント。バロテッリへの人種差別野次に怒りをあらわにしている。

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