オランダ戦で大敗のスペイン、復活なるか

　スペイン代表MFセスク・ファブレガスは、ワールドカップ(W杯)・グループB第2節のチリ戦に向けて、「生きるか死ぬかの一戦」だと気迫を見せた。

　オランダ代表との初戦で1-5とまさかの大敗を喫したスペイン。グループステージ突破のためには、18日のチリ戦で勝利が必要となる。セスクは15日の会見で次のように語った。スペイン『マルカ』が伝えている。

「チリは高い位置からプレスをかけてくるだろう。フィジカルな試合で僕らを倒そうとしてくるはずだ。僕らは彼らの弱点を生かさなければいけない。生きるか死ぬかの試合だからね。僕らは勝たなければいけない。勝たなければ、家に帰ることになると分かっている」

「僕らにとってこの上なく重要だ。このグループは敗退してはいけない。僕らは戦う。最後の最後まで全力を尽くすよ」

　短期間での修正は可能なのだろうか。セスクはこのように述べている。

「繰り返さないようにミスを分析するには時間が必要だ。でも同時に、メンタル的にできるだけすぐに再びプレーすることも必要なんだよ。サッカーにおいて幸いなのは、3、4日で別の試合があり、良くない結果を残してしまっても、それを変えるチャンスがあるということなんだ」

　セスクは、スペインが難しい状況でも乗り越えてきたと強調した。

「このチームには、状況をひっくり返すだけの勇気と気迫がある。今は最も難しい瞬間の一つだ。でも、僕はこのグループを完全に信頼している。僕らは常に立ち向かってきた。今回も同じだ。グループステージ突破に必要な勝ち点6を目指す」

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