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スペイン代表、X・アロンソの発言に不満か

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「飢えが足らなかった」のコメントに同意せず

 ブラジル・ワールドカップ(W杯)敗退が決定したスペイン代表だが、同チームのメンバーがMFシャビ・アロンソに不満を抱えているようだ。20日付のスペイン『マルカ』が一面で報じた。

 X・アロンソはグループステージ敗退が決まったチリ戦後、「飢餓感や野心を保つことができなかった。メンタル面で用意が足らず、フィジカル面はちょうどという感じだった」と発言していた。スペイン代表の面々はこの言葉に驚きを感じるとともに、それがチーム全体を代表するものではなく、彼個人の感想でしかないとして不満に感じているという。

 スペイン代表の多数の選手は、今大会で起こったことについては分析の時間が必要としながらも、失敗の要因に飢餓感や野心を挙げるべきではないと考えている模様だ。実際、MFアンドレス・イニエスタとFWジエゴ・コスタはチリ戦後にX・アロンソの見解を断固として否定し、ブラジル出身FWに至っては「その発言には同意できない。このチームは全員が勝利、決勝進出を目指していた」と語っていた。また、同大会で出場機会が限られているか、またはまだピッチに立っていない選手も、レアルマドリーMFの発言に心を痛めているとされる。

 スペイン代表は、X・アロンソの発言が同代表チームに対する不当な批判を呼び起こすものと危惧しているようだ。なお今大会を前にスペイン代表を引退したDFアルバロ・アルベロアは、『ツイッター』で「嘘を語るのではなく、真実を言って不快感を与える人間にこそ僕からの敬意と称賛を」とつぶやき、クラブのチームメートを擁護している。

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