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ピルロ:「代表ラストゲームとは思っていない」

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ウルグアイ戦で目指すは勝利

 イタリア代表は24日、ワールドカップ(W杯)・グループD最終節でウルグアイ代表と対戦する。MFアンドレア・ピルロは前日会見で、勝利だけを考えていると語った。

 イングランドに勝利したものの、コスタリカに敗れて最終節を迎えたイタリア。ウルグアイとは勝ち点で並ぶが、得失点差で優位に立っており、ドローでもベスト16進出を決めることができる。

 ピルロは今大会でのイタリア代表引退を明らかにしている。ウルグアイに敗れれば、イタリア代表のユニフォームを着るのも最後となる。だが、イタリアの司令塔は、そのことを考えていないと強調した。イタリアの複数メディアがピルロのコメントを伝えている。

「そのことは考えなかったし、これから考えることもない。僕が考えているのは、この試合に勝ち、さらに先に進んで、もっとイタリア代表のユニフォームを着ることだけだからだ。それは選手にとって最高のことなんだよ」

 ピルロは重要な試合であることを強調しつつ、心配はしていないと話している。

「どんな試合の前日と比較できるか? 準決勝や決勝だね。心配はしていない。でも、重要な試合だと分かっている。僕ら次第だ。敗退することになったら、チーム全体にとって大きな落胆だろう。でも、僕らはそのことを考えていない。勝ち進むために準備をしている」

 イングランド戦では見事な勝利を飾ったイタリアだが、コスタリカ戦では精彩を欠き、批判を浴びた。ウルグアイ戦はどちらのイタリアとなるのだろうか?

「どちらとも違うイタリアが見られることを願っているよ。自分たちのプレーをして、そして勝たなければいけない。僕らがドロー狙いで戦うことはないよ」

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