[11.11 W杯欧州予選 フランス2-1スウェーデン]

　W杯欧州予選は11日、第4節1日目を行った。A組では、勝ち点7で並ぶフランス代表とスウェーデン代表が対戦し、2-1でフランスが接戦を制した。

　立ち上がりから攻勢に出たフランスは前半15分、MFディミトリ・パイェがPA右から折り返したボールをMFポール・ポグバが右足ダイレクトシュート。同45分には、右サイドからDFジブリル・シディベのクロスをFWアントワーヌ・グリーズマンがヘディングシュートを放つも枠を捉えきれず、前半はスコアレスに終わった。

　後半もフランスが押し込む中、劣勢のスウェーデンがチャンスをモノにする。ゴール正面でFKを獲得すると、FWエミル・フォースベリ の無回転FKがゴールネットを揺らし、スウェーデンが先制。これには、名手GKウーゴ・ロリスも動くことができず、見送るしかなかった。

　1点ビハインドのフランスは後半12分、左サイドの深い位置でFKを獲得。キッカーのパイェが鋭いクロスを送ると、ポグバがヘディングで合わせ、すぐさま同点に追いつく。これで勢いづくと同20分、右サイドからシディベが上げたクロスをGKロビン・オルセンがファンブル。こぼれ球をパイェが右足で流し込み、2-1と逆転に成功した。

　攻撃の手を緩めないフランスは後半29分にMFブレズ・マトゥイディ、同40分にグリエーズマンがゴールに迫ったが、追加点は奪えなかった。それでもスウェーデンの反撃を許さず、2-1で逆転勝利。グループAの首位攻防戦を制した。

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