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スイス検察、パリSGのアル・ケライフィ会長をW杯放映権の贈収賄容疑で捜査

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ナセル・アル・ケライフィ会長にW杯放映権の贈収賄容疑がかけられている

 スイス検察当局が、パリSGのナセル・アル・ケライフィ会長とジェローム・バルク氏を刑事訴訟する準備に入ったことが分かった。

 2016年3月からジェローム・バルク元FIFA事務局長の捜査を行っていたスイス検察は12日、同氏がbeINメディアグループの最高経営責任者でもあるアル・ケライフィ氏から2026年、2030年のW杯放映権に関して不当な利益を受け取ったとして、両氏を贈収賄の疑いで告訴するようだ。

 スイス検察当局は「元FIFA事務局長とbeINメディアグループの最高経営責任者をワールドカップの放映権に関する贈収賄の容疑で刑事訴訟する」と声明を出している。さらに、これによると、バルク氏は2018年、2022年、2026年、2030年ワールドカップの放映権に関しての見返りも受け取っていたようだ。

 2016年1月にさまざまな不正が発覚し、FIFAの職を失ったフランス人のバルク氏は、10年間の活動禁止処分を受けており、それを不服として現在スポーツ仲介裁判所(CAS)へ訴えを起こしている。
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