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スペインが初の女子W杯ベスト4へ! 19歳のゴールがオランダとの延長接戦を決す「唯一無二の幸せな瞬間だった」

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決勝ゴールを挙げたFWサルマ・パラジュエロ

 女子ワールドカップは11日に準々決勝を行い、スペイン女子代表がオランダ女子代表に2-1で勝利。同国初の準決勝進出を決めた。

 グループリーグで日本に次ぐ2位で決勝トーナメントに勝ち進んだスペインは、5日の決勝トーナメント1回戦でスイスを5-1で撃破。そして準々決勝ではオランダと相まみえた。

 前半を0-0で折り返すと、スペインが後半34分に先制する。相手のハンドでPKを獲得すると、FWマリオナ・カルデンティが決め切った。だが、後半アディショナルタイム12分という時間の中で、オランダに同点に追いつかれる。DFステファニー・ファンデルフラフトの強烈なシュートを浴び、1-1と試合を振り出しに戻された。

 そのまま90分で決着はつかず、延長戦に突入。そして延長後半6分に試合が動く。途中出場のFWサルマ・パラジュエロがPA内からシュートを決め切り、2-1と勝ち越しに成功。そのまま点差を守り切り、2-1で準決勝進出を決めた。

 英『BBC』では、決勝ゴールを決めた19歳パラジュエロの試合後のコメントを掲載。「私のすべてを意味するゴール、唯一無二の瞬間だった。とてつもなく幸せです」と喜びを語った。

 スペインは15日に準決勝に臨む。対戦相手は日本とスウェーデンの勝者となる。

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