高円宮杯U-18サッカーリーグ2012 プレミアリーグWEST

　高校年代の全国リーグである高円宮杯U-18サッカーリーグ2012 プレミアリーグWESTは15日、未開催だった第1節のアビスパ福岡U-18(福岡)対名古屋グランパスU18(愛知)戦を行い、名古屋が2年生MF石川 大貴の2ゴールによって2-1で勝利している。

　残りの第1節4試合はすでに4月15日に行われている。昨年、同リーグとチャンピオンシップを制して日本一に輝いたサンフレッチェ広島ユース(広島)は富山一高(富山)と対戦。0-0で折り返した後半の20分、MF末廣浩暉の左足シュートでようやくリードを奪った広島ユースは3分後の23分にも末廣のゴールで加点する。試合終了間際にもU-17日本代表MF川辺駿のゴールでダメ押した広島ユースが3-0で白星発進した。

　昨年2位の京都サンガF.C.ユース(京都)と東福岡高(福岡)との一戦は前半24分に東福岡MF中津駿が先制ゴール。だが京都U-18は同31分に1年生MF大西勇輝のゴールで同点に追いつくと、11年U-18日本代表候補FW田村亮介が2点を加えて3-1で逆転勝ちした。

　昨年3位のセレッソ大阪U-18(大阪)は後半の2発で勝利した。昇格組の作陽高(岡山)と対戦したC大阪U-18は後半4分、MF丸岡満のラストパスからFW長谷川将のゴールで先制。さらに9分には高校年代最高のストライカー、U-17日本代表FW南野拓実も右足でゴールを破り、2-0で勝利している。

　今季プリンスリーグから昇格してきたチームで唯一勝利したのがヴィッセル神戸U-18(兵庫)だ。愛媛FCユース(愛媛)と対戦した神戸U-18は、前半18分と24分に昨年のプリンスリーグ関西MVPのMF松村亮が連続ゴール。後半にもFW内田祐介の2ゴールとU-18Jリーグ選抜MF宮村哲朗のゴールで加点した神戸U-18が5-0で快勝した。

【プレミアリーグWEST第1節】
(4月15日)
[広島・吉田サッカー公園]
広島ユース3-0富山一高
[広]末廣浩暉2(65、68分)、川辺駿(88分)

[大阪・大阪長居スタジアム]
C大阪U-18 2-0作陽高
[C]長谷川将(49分)、南野拓実(54分)

[愛媛・北条スポーツセンター陸上競技場]
愛媛ユース0-5神戸U-18
[神]松村亮2(18、24分)、内田祐介2(48、73分)、宮村哲朗(58分)

[福岡・東福岡高グラウンド]
東福岡高1-3京都U-18
[東]中津駿(24分)
[京]大西勇輝(31分)、田村亮介2(40、65分)


(7月15日)
[福岡・福岡フットボールセンター]
福岡U-18 1-2名古屋U18
[福]三島勇太(56分)
[名]石川大貴2(42、55分)

※日程は4月発表、変更あり

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