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[Y☆voice201]清水ユースMF藤嵜智貴(3年)「得点ランキングでもっと上位にいけるように点取って、守れてというプレーを」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第201回目は清水エスパルスユースのMF藤嵜智貴選手(3年)です。

 本来は中盤から前への飛び出しや得点力、守備力の高さが魅力のMF。だが中盤に限らずFW、CB、SBどのポジションでも質の高いプレーをする万能型だ。全国リーグのプレミアリーグEASTで上位につける清水ユースの柱は、どのような目標を持ってシーズン後半戦を戦うのか。 

―流通経済大柏戦(2日)は0-0で引き分けた
「勝ちたかった。向こうは前に強い分、裏は強くない。裏に抜け出ることを狙っていた。ただ、相手のプレッシャーが凄く早くて、中盤、DFで自由につくれなくて攻撃できなかったです」

―ただ開幕3連敗から8試合連続無敗
「開幕3連敗したことでチームでどうやるかがはっきりした。加賀美が復帰して攻撃のテンポ、リズムも出来だした。最初の頃はつなごうとしていたけれど、後ろで回してばかりだった。前を意識して当てられるようになって少しずつ変わったと思う。自分も前向ければターンして前向くことを意識してきた。今のところ、クラセン予選負けてからずっと負けないできている。いい方向を向くことができている」

―大黒柱の石毛選手が不在の影響も薄くなっている
「最初は(石毛)秀樹がいないで、どう戦おうか考えていた。でも今は(チーム状態が上がり)気にせずに戦うことができている」

―きょうはトップ下。藤嵜選手はどのポジションでも遜色なくプレーする印象だが
「中盤、ボランチが自分の中ではいいと思う。でも言われたポジションどこでも行ける。中盤から裏への飛び出しが武器だと思っているのでもっと出していきたいですね」

―きょうは無失点。開幕3試合で10失点した守備は安定した
「守備をしっかりできれば。これからも最少失点でいくこと。守備はみんな集中してできていたので、あとは攻撃陣」

―自分自身はどのようなプレーを
「攻守でもっと活躍したい。(プレミアリーグの)得点ランキングでもっと上位にいけるように点取って、守れてというプレーをしたいです」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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