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[Y☆voice218]浦和東FWンドカ・ボニフェイス(2年)「埼玉県で優勝して全国大会に出る」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第218回目は浦和東高のU-16日本代表候補FWンドカ・ボニフェイス選手(2年)です。

 身体能力の高さを活かしたボールキープと本人も自信を持っているヘッド。ナイジェリア系のFWはAFC U-16選手権を勝ち抜いて13年U-17W杯出場を決めた96ジャパンもCBとして抜擢する可能性もある注目選手です。全国高校選手権出場へ向けて奮闘中のンドカ選手の現在の目標、課題とは?(取材日:10月8日)

―東農大三戦(10月8日)は2-0で勝利。先制点の場面は得点に絡んだが
「FWなので点が取れなかったことが悔しい。チャンスはあったのに外してしまったのでそこは足りなかったです」

―先制点の場面は得点に絡んだが
「あれは良かったんですけど、『前半、最初のチャンスで点取ろう』と言われていて、自分にチャンスが来たのに決められなかったのが良くなかったです」

―埼玉県選抜としてベスト8へ進出した国体での評価は高かった。通用した部分も感じていると思うが
「ヘディングは通用したかなと思います。もっと前を向いてシュートを打てるようになったらいいと思いました」

―きょうの試合ではシュートを打てなかった
「次回、もっと積極的に前を向いてシュートを打って行きたいと思います」

―自分の武器は
「身体を当ててキープするところです。今、それだけなのでキープして落とすだけじゃなくて、前を向いて自分で行ったりできたらいいと思います」

―代表候補に入ったことで意識も高まっているのでは?
「今はまず自分のできることから少しずつ積み上げていって、それでもっとレベルアップできたらいいと思います」

―先輩たちが出場した去年の全国大会の印象は
「守備がしっかりしていて、前行く時にしっかりと連動できていた。また引く時はみんな引いて、しっかりとブロックをつくったりしていたので、失点が少なかったと思いました」

―攻撃も菊池(現駒澤大)という柱がいた
「厳しい試合でも一人の力で点が取れたりしていたので、凄いと思いました」

―今大会の目標を
「埼玉県で優勝して全国大会に出ることです」

―そのためには何が必要?
「失点を少なくして1-0とかで勝つような試合を。守備を強くして勝てるような試合を増やしていければ一番いいと思います。個人的には点も狙っていきたいですけど、チームのプラスになるようにプレーしたいです」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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