第91回全国高校選手権大会の優秀選手を中心に結成された日本高校選抜が、第51回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会(3月28日～4月1日)で初優勝した。

　R・マドリー(スペイン)、KRCゲンク(ベルギー)、フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ)、ボルシアMG(ドイツ)と同グループだった予選リーグを2勝2分の2位で通過した高校選抜は、1日に開催されたPSV(オランダ)との準決勝をFW田村翔太(四日市中央工→湘南)の決勝ゴールによって1-0で突破。そしてボルシアMGと再戦となった決勝では先制されながらも後半2分にFW仙頭啓矢(京都橘→東洋大)のゴールで同点に追いつくと、試合終了3分前に主将のDF米原祐(作陽→関西学院大)が決勝ゴールを決めて2-1で逆転勝ちした。

　日本の高校サッカー部員約15万人の代表選手たちがタイトルを獲得。国内合宿から通じて対外試合無敗で歓喜の瞬間を迎えた。

日本高校選抜の対戦成績と得点者は以下のとおり。※試合は25分ハーフ
[決勝]
2○1ボルシアMG
[日]仙頭啓矢(27分)、米原祐(47分)

[準決勝]
1○0PSV
[日]田村翔太(32分)

[予選リーググループ1第1戦]
0△0フォルトゥナ・デュッセルドルフ

[予選リーググループ1第2戦]
0△0R・マドリー

[予選リーググループ1第3戦]
2○1ボルシアMG
[日]仙頭啓矢(22分)、米原祐(40分)

[予選リーググループ1第4戦]
1○0ゲンク
[日]小屋松知哉(36分)