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高速スパイク「アディゼロ F50」でサイドを制し、全国優勝を

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 FWリオネル・メッシやMF香川真司が着用する「アディゼロ F50」は、ブルーとオレンジの二色展開で登場。ハイスピードプレーを引き出すために「軽さ」と「安定性」を追求された“スピードスター”向けの一足だ。抜群のスピードを武器とするFW鈴木武蔵(新潟)も「軽さは自分の中ではすごく重要です。プレースタイルによって(スパイクを)変えることは、昔はあまり関係ないかなと思っていました。でも大人になるにつれて関係あるんだなと思いだしました」と高校時代から「アディゼロ F50」を履き続け、現在はU-21日本代表で活躍。世代トップクラス、そしてワールドクラスの“スピードスター”たちも認める「アディゼロ F50」で相手DFを置き去りにする。

以下、「アディゼロ F50」着用選手コメント
●DF小川諒也
―「アディゼロ F50」の感想を教えてください
「とにかく軽いです。履いていないくらいの感覚。(自分が着用していた)1コ前のモデルはこれほど軽くなかったじゃないですか。より軽くなったような感じがします」

―小川選手もスピードを武器としているが、履いていて違う部分は?
「いつもよりも速く走れている感じがしますね。素材が薄いんで、素足に近い感覚でボールを蹴ることができているんで、蹴りやすいです」

―きょうはrengiを着用してトレーニングしたが
「薄いのにめっちゃ暖かいですね。熱が逃げない感じです。試合していてもすごく暖かくったです」

―薄いし、普段よりも身体を動かしやすい部分もあるのでは?
「思ったよりも暖かかったし、動きやすいですよ。ダボダボでなく、ピッチリしている」

―肘の部分がサポートされているので、スライディングしても安心では?
「(肘のところが)分厚くなっているのでいいですね。スライディングしても痛くない。冬とか寒くて、痛かったりするじゃないですか、それについてもいいと思います」

―3年生が目の前で高円宮杯U-18プレミアリーグチャンピオンシップを獲得してからのスタート
「あの試合は全員3年生で行ったんですけど、残っているメンバー(現1、2年生)は全員目の前で日本一を見て感動したと思うし、自分たちも凄く取りたいと思ったはず。今までは全国優勝が凄く遠い存在だったけれど、先輩たちが取ってくれて身近な存在になってひとつの目標として考えられるようになった」

―3年生の日本一に懸ける思いも凄まじかった
「最後の試合だったから懸ける思いが違ったというか、みんなむちゃくちゃ走っていたし、球際も強かった」

―昨年から主力だった小川選手は経験をチームメートたちに伝えていかないといけない
「スタッフからも、『オマエらが去年からの経験をいかして伝えていかないといけない、チームにプラスの影響を与えていかなければいけない』と言われている」

―今年のチームの特長は?
「自分らはそんな強いとは言われていないですけど、一人ひとりはいいものを持っている。去年の石田(和希)さんみたいなキャプテンがいない中で、まだまとまりがないかなと思います。自分たちがまとめていかないといけない」

―今年の目標については
「全国優勝ですね。自分的にはとにかく市船には負けたくないですね。去年3回やって3回とも負けているんで。自分は3試合とも出ていてめっちゃ悔しい思いをした。県の決勝で負けた後に先輩たちから、『オマエら来年絶対勝てよ』と言われて、『負けられない』と思いました」

―流経大柏は今、日本で一番注目されているチームのひとつ
「(冬場の試合で相手は)流経戦は『日本一のチームとやる』というような感じで来ていた。簡単には負けちゃいけないし、気迫のない、だらしない試合はできない。プレッシャーはだいぶあるし、どこのチームも研究してくると思うんですけど、その中でも勝てるチームにしていかなければいけない」

―小川選手はスピードを活かしてSBで勝負?
「どちらで使われるかはまだ分からないですけれど、自分はサイドで勝負したいと思っている。自分がサイドにいることによってサイドを崩していく。サイドでの仕掛けと左足のクロスに注目してほしい」

―個人的にはどのような1年にしたい?
「最後が悔し涙で終わらないように。後悔だけはしないように、全力で練習やって負けたならば仕方ないと思えるような1年間にしたい」

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(取材・文 吉田太郎)

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